おばあちゃんのひとりごと

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「怨み憎む者に出会う苦しみ」

「まんだら人生論」ひろさちや著より

 -避けられないのなら上手に人を憎もうー

 ガラスが割れると、破片はナイフのようになる。それで大怪我をしたり、ときには死
亡事故が起きたりする。そこで、ガラスが割れないように、ガラスの強度を高めるため
の工夫がなされてきた。

 ところうが、発想の転換をして、どうせ割れるガラスであれば、安全に割ることが考え
られた。それが「安全ガラス」である。

 安全ガラスには、強化ガラスと合わせガラスのニ種類がある。強化ガラスは、割れた
とき破片が三-四ミリの細かい粒状になるので、怪我をする危険性は低い。合わせガラ
スは、ニ枚のガラスの間にプラスチックの中間膜をはさんだもので、割れたときに破片
は中間膜にくっついて飛び散らからないから安全である。

 安全ガラスは、要するにガラスを上手に割るガラスなのだ。

 わたしたちは小学校以来、「みんな仲良く」「人を憎んではいけません」と教わってき
た。でも、考えてみれば、憎しみはある。憎い奴は必ずいるのだ。それが証拠に、仏教の
開祖のお釈迦さまは、「愛する者と別離する苦しみ」と同時に、「怨み憎む者に出会う苦
しみ」といっておられる。このニつの苦しみは、他の六つの苦しみと共に、人間の基本的
な苦しみなのだ。人間がいくら努力しても回避できない苦しみである。

 ということは、道徳の教科書にあるように「憎しみを捨てましょう」なんてことは、ど
だい無理な話である。憎むまい、憎むまいとすればするほど、わたしたちは自己嫌悪に陥
り、ノイローゼになってしまう。

 それよりは、わたしたちは、上手に人を憎むことを考えたほうがよい。あとにあまり尾
をひかぬように、さらりと憎むのだ。上手に憎む憎み方もなかなかむずかしいが、わたし
はそのほうが仏教的だと思っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
「帝王額ノート」伊藤肇著より

 安岡(正廣)先生が、~

「たいていのことは古典のなかにある。何千年も経ているのに、人間そのものの根本
 はたいして変わっていないということです。時に自分が創意工夫して、偉大な人生
 の真理を発見したと思う。しかし、それは大変な錯覚で、自分が無学なために、既
 古典にのっていることをしらなかっただけのことです」

 また、「世説新語」の講義では、
「乏しい自分の学問的経験からいっても、いわゆる指導理念とか、精神科学とかの講義
 は殆ど身にならなかった。それよりも、ひそかに熱する思いに駆られて、人物の研究
 に耽ったことが、一番、我が身を修め、識見を養い、交友の世界をつくってゆく上に
 役だった」---と述懐された。

 ーー古典と歴史と人物の勉強ーー

 これなくして、識見は生まれてこないが、現代人は、この最も大事な根幹を忘れて、
 あまりにもつまらぬ本を読み漁りすぎているのではなかろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 いろんな本を読むことにより、なんかが考えさせられます。
 
 「安全ガラスは上手にガラスを割るガラスなのだーーー」

 我が子の、親としても、また亡き親の子ども、亡き舅姑の嫁として、あらゆる角度から自分
を思うにつけ、また、振り返り分析してみても、いいとはいえないなあーー。
 でも過去は、もう、忘れるわ。

 いまだに、上手にはいきられないけれど~
 いろんな本を読んで、目に見えないような成長を続ける努力をしよう~
 へこたれず、へこまず、明るくいこう~
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Comment

どうせ割れる物なら、安全に。

つまらぬ本を読んでるんだろうか???
考えまい。楽しく生きるのが、私の信条♪

ほんとにね、避けられるものなら避けたい憎む対象。
憎むのも、憎み続けるのも、疲れるんですよね。
もうやめようと思うのに、ふと思い出して、また腹が立つ。
それでも、昔よりは楽になった気がします。

安全ガラスの考え方が、いいですね^^
どうせ憎いなら、上手に憎めばいいんですね。
これはよい事を教わりました^^
ありがとうございます^^
  • posted by 夢桜
  • URL
  • 2014.03/23 20:52分
  • [Edit]

Re: どうせ割れる物なら、安全に。

 いろんなことのあるのがこの世だね。生きているからだ。とよく思うのよ。
そして、これが生きていることであり、生かさせていただいていることだなあ
って。だから、有り難く思うのよ。

 苦しいことや、嫌なこと。どんなことがあっても、起きたとしても大丈夫、
最終的には、時が、時間が、過去に過ぎてゆくことで、忘れることで~他の何
かに夢中になれることが有ることで、なんとなく、消えていってくれるのよね。
記憶力ないわたしは、こうして、消化してるのよ。

 やはり、時間って、とっても 有り難いね。

 過ぎゆく早さが、ときとして、まったく感謝のたまものよ。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2014.03/23 22:06分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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