おばあちゃんのひとりごと

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かんしやくの くの字を 捨てて ただ かんしゃ

「光に向かって
  100の花束」高森顕徹著より

ーーかんしゃくの、くの字を捨ててただ感謝ーー

 ある高僧のところへ、短気で困っている男が相談に来た。
 「私はうまれつき短期者で困っております。短気は損気と申しますが、ま
ったく腹を立てた後は、自分も気分悪うございますし、他人の感情も害し
て悔むのですが、後の祭り、どうにもなりません。なんとか 私のこの短
気を、治していただきたいと思って参上いたしました」
 ニコニコ笑いながら聞いていた高僧は、
 「なるほど、聞けばそなたは、なかなかおもしろいものを持って生まれて
きたものじゃ。治してしんぜるほどに、その短気とやらをひとつ、私に見
せてもらいたい。今もお持ちかな」
 「へえ、短気を今ここへ出して見せろと言われましても、ただ今は、べつ
に短気をおこすあてもありませんので、ただ今は、ございません」
 「しかし先ほど、そなたの話しでは、生まれつき持っていると言ったでない
か、持っていれば、身体のどこかにかくれているはずだ。遠慮することは
ない、おもいきって出してみなされ」
 「いや、ただ今は身体中を探しても、どうも、その短気が見あたりません」
 「しかしどこかにあるだろう、どこにあるのかな」
 「そう言われると困りますが、今のところどこにもありません」
 「そうじゃろう。ある道理がないのだ。そなたは生まれながら短気じゃ
というが、元来、短気というものはないのだ。今後、ムラムラとカンシャ
ク玉が破裂しそうになったら、この短気やろう、どこから出てくるのか出
所をを探してみるがいい。どうかしたおりに、そなた自身が出すのだ。自分
が出さなければ、どうして短気が出るもんか。己が出しておいて。生まれ
つきというのは勝手なことだ」
 と諭したという。

 ならぬ堪忍、するが堪忍。大切なのは心であり、心のもちようである。


    かんしゃくの
     
     くの字を捨てて

      ただ かんしゃ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 わたしも、中学生の反抗期には、いまは亡きははに、腹が立ち反抗したものでした。
振り返れば、母はいろいろと、躾ようと頑張ってくれてたでしょうが、わがままで、た
ぶん生意気で「聞く耳」など、なかっただろうなあーーと思うのです。

 そういうとき、こういう本にあたると、すんなり耳がうけつけるかもーーーです。

 なんでも、感謝の心になれば、そして、いつも、笑顔にすればーーー
 なにかが、変わるものです。
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Comment

こんばんは^^

「かんしゃく」-「く」=「かんしゃ」
これは、いいですね^^
ずっと覚えておきたいです。

父が異常な程に短気です。
このお話、突き付けてやりたいくらいですが、
自覚はないんだろうなぁ。
高僧に相談に行くなんて、夢にも思わないような人です。
さっきの「あと30日の辛抱だ」というお話をもじって、
「長くてあと10年の辛抱だ」と思う事にしましょう^^
  • posted by 夢桜
  • URL
  • 2014.04/08 20:38分
  • [Edit]

Re: こんばんは^^

 こんばんわ。ありがとう。またしても、さりげなく、いい考えを
いわれ、楽しく「プッー」って、ふきだしました。

 あなたは、いつも、うまくかんがえていい。そうやって、切り抜ける。
賢いわ。10年長いけどね。みんな老いてゆくものね。きっと、何かが
かわるよね。お父さんも満足して見えるよ。自分でわかっているものよ。
口にだされないだけで、あなたに感謝しておられるよ。そのままで、いい。
 

「暑さ、寒さも彼岸までーー」の言葉も、違ってきたのか、まだまだね。
春らしいいい日もないね。
 しかし、桜は案外、楽しめましたね。ひとつの小さな通りが桃色の街路樹
ばかりの通りでね。今日行きましたら、満開でした。ベニスモモとか……。
でも昨年の剪定が下手なのか?花が少なくて、寂しい。 
 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2014.04/08 21:50分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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