おばあちゃんのひとりごと

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嫁こそ「悪口大菩薩」感謝の心で悪口を・・・

「まんだら人生論」ひろさちや著より

――嫁こそ「悪口大菩薩」感謝の心で悪口をーー
 
 息子の嫁を嫌ったお婆さんが、養老院に入った。ああ、せいせいした……とお婆さん
は思った。そして養老院の蓮中に、朝から晩まで嫁の悪口を話して聞かせた。仲間はお
婆さんの話に耳を傾けてくれた。
 だが、一ヵ月もすると、彼女に話の種はなくなってしまった。一生かかっても言い尽
くせないほどの悪口の種を持って養老院に入って来たはずなのに、たった一ヵ月で悪口
の種は尽きてしまったのだ。
 「いまとなっては、悪口を言える嫁がなつかしい。孫の顔も見たい。さびしい……」
と、涙ながらにお坊さんに訴えたお婆さんがいたそうだ。そんな話を教そわった。
 このお婆さんは正直である。そして、ちょっとものの考え方を誤ったのである。
 お婆さんが嫁の悪口を言えるのは、嫁と同居しているからである。それが証拠に、別
居すると、たちまち悪口は言えなくなる。だとすれば、お婆さんは、悪口を言わせても
らえるそのことで、嫁に感謝すべきなのだ。
 なにも、悪口をやめる必要はない。やめられるのであればやめればいいが、やめられ
ないのが凡夫の性である。だから、わたしは、お婆さんは嫁の悪口を言えばよいと思う。
しかし、悪口を言いながら、嫁に感謝すべきだ。「ありがとう、悪口をいわせてくれて
……」と、心の中で感謝しながら言えばよい。あるいは嫁に、
ーーー「悪口大菩薩」---
 と渾名をつけて、嫁をほとけさまと拝みながら悪口を言わせてもえらえばいい。そのう
ちにきっと、お婆さんの心が変わるだろう。いや、変わらなくてもいい。その拝む心が
あるだけで十分である。

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 短歌5首  

   ふうふうと生きるひとりぼっち寂しさ忘れ精いっぱい生きる

   わが人生楽しきものよ去る友もさらに親しくなる友もいて

   愚痴も消え不平不満も老いて消えゆっくり逝きたし幸せだから

   親友が信じる友で心の友ときどき会うが何よりうれし

   我が儘な自分に気ずき驚くがひとりの良さを満喫してる

 
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Comment

こんばんは^^

私にも、一生言い続けられるくらいの悪口があるんですが、
もしかしたら毎日言ってると、一か月でなくなってしまうんでしょうか?
そう考えたら、拍子抜けしたような、ちょっと可笑しくなってしまいました^^
「悪口を言わせてくれて、ありがとう」なんて境地にはならず、
相変わらず「永遠に地獄で苦しんでろ」と思うんですけどね(^^;

「我儘」は、「自分勝手」というような意味に使われますが、
「われのまま」と読めば、「自分に素直」というような意味になります^^
我儘、大いに結構ではありませんか♪
人生、楽しんでくださいね^^
  • posted by 夢桜
  • URL
  • 2014.04/13 20:31分
  • [Edit]

Re: こんばんは^^

 ありがとう。楽しいね。いつも、自然に笑顔になって、ひとり、笑って
います。面白い。・・・なにかって? 分かるでしょう。

 すごく、笑えて……。
 貴女は、いい性格よ。根本的に、ユーモアあり、何を言っても嫌われない
人よね。そう思うわ。

 そして、いつも優しい思いやりが光る。ありがとう。
 元気ずけられるよ。とっても とっても。ありがとう。
 お言葉に甘えて、今日のドジには泣けますが、楽しむわ。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2014.04/13 22:51分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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