おばあちゃんのひとりごと

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人間の幸福とは自分自身が握っている

 ーー若き頃の思い出ーー

 父は優しい人でした。姉や兄と、年が一回りも違いますので、姉兄らには厳しかったようですが、
私と妹には、年をとってからの子どもゆえか、穏やかで愛情の深い父でした。
 たぶん、父は歳を重ねるごとに、人柄も変わっていったのかもしれません。
 私と妹には、もう どんなことも、どんな話も聞けば教えてくれて、厳しさもあり怖い部分もありま
したが、いい父であったなーーと思うのです。
 姉や兄らにとって父がどんな父だったか、聞いたこともなく……
 年齢が離れていてそういう話などもしたこともなく、みんな亡くなり今では5歳うえの姉と私、二人が
残りました。子どもの頃のことを思えば、とっても 不思議です。弱いと言われてた私なの。

 若き日の私は。嫁ぎ苦労ばかり、ちょっとの間に父や母の顔見るのが嬉しくて、何かのついで
に(車で走り回っていたの)実家により、ひと言、ふた言、顔を見るだけで満足したものです。
それで 元気が出てきたものです。若かったなあ――。
 そんな日が最高に幸せだったんだあーー。

「おとうちゃん、わたし、後悔したくないから、どんなことも一所懸命に精一杯やって後悔しない
ようがんばるわーー」「後悔先に立たず」だもんね。

 父はひとこと。

 「そうだなあーー。でもなあー。懸命にやってもな、後悔はするもんだよ」

 そのときの父の言葉。「えっー? 」ハッとしました。
 今も、心の奥のこる情景。絵のように思い出されます。
 
 
 甘やかされて愛情たっぷりの日々に育った私には人生は厳しい。
 
 父のその言葉で、後悔しないように努力すれど、まだまだ、足りぬ。と思い
頑張ろうと思うようになりました。
 もうすんじゃいました。現在の幸を、さぞ喜んでいるでしょう。亡き両親は・・・。
 
     「しない後悔より する後悔」「後悔すれどその後悔がいい」

 

        ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は十年
        さきに希望をかけている。一人として、今日に生きようと
        する者がいない。
                          ルソー


        人間の幸福は、決して神や仏が握っているものではない。
        自分自身の中に、それを左右するカギがある。
                          エマーソン              
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Comment

あたたかい^^

顔を見るだけで元気になれるなんて、
いいご両親だったんですね^^

最期の時にする後悔は、
「しなければよかった」後悔ではなく、
「やっておけばよかった」という後悔だそうです。
どうせ後悔するなら、悔しい後悔ではなく、
「やっちゃってね~♪」と笑える後悔にしたいです^^
  • posted by 夢桜
  • URL
  • 2014.04/14 20:50分
  • [Edit]

Re: あたたかい^^

 ありがとう。そうだね。面白いね。

 暢気なわたしは、いつもやっちゃってばかり……。だった。

 
 {昔の「東京物語」の、笠智衆と東山千恵子(字が違うかな)みたいな人よ}
 明治の生まれだからね。あの通りだったわ。
 父親は私と妹に、いつも「お前たちは、親と早く別れるから可哀想だなあ――」
 って、小さい頃 頭を撫でて言っていたのよ。母は気丈な、しっかりした、人で
、そう言うと怒ってた。「いわないで!」って。
 
 私らは、わけもわからずなんで、そうやっていうのかなあーーって思ってただけ。

 いまなら、その気持ちが理解出来るけれどーーー。すんじゃったわ。
 


  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2014.04/14 21:59分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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