おばあちゃんのひとりごと

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「痛くしてごめんなさい」看護婦さんのことば

「まんだら人生論」ひろさちや著より

……合理的思考より愛情ある言葉を……

 1970年に終結したビアフラ内戦は、一日に餓死者3000人といわれる悲惨な状況を
つくりだした。国際赤十字の要請によって、ビアフラの救援活動に参加された日本人医
師の竹中文良氏は、現地で見聞きしたことを著書「医者が癌にかかったとき」に書いて
おられる。
 患者でごった返す病院にあって、現地人の看護婦たちが懸命の医療行為を行っている。
看護婦たちは患者に注射するとき、
「ンド、ンド」
 と言っている。竹中氏は最初、その言葉の意味は、「がまんしなさい。」「動かないで」だ
ろうと思ったそうだ。日本の病院では、看護婦が患者に向かって言うことばはそれしかな
いからだが、聞いてみると、その言葉の意味はまるで違った。それは、
「痛くして、ごめんなさい」
 なのである。竹中氏はそれがわかったとき、大きなショックを受けられたという。
わたしはこの言葉こそ、仏教でいう、
――愛語ーーーー
 だと思う。愛語とは、愛情のこもった、やさしいことばである。仏教者が社会生活を
送るうえでもたなければならない大事な徳目の一つが、この愛語である。
 看護婦にすれば、注射が痛いのは当たり前である。なにも彼女がわざと痛くしてい
るのではない。したがって、「ごめんなさい」と謝る必要はないわけだが、そのような
合理的思考によっては、社会がギスギスしてくる。いま日本に必要なもの合理的思考
ではなくて、わたしは、ビアフラの看護婦たちが示した「愛語」だと思う。

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    優しい言葉

    ほんのちょっとの
    優しい声 優しい笑顔に
    出会えたら 
           沈んだ心が
           泣きたい心だったのが
           辛い心が 苦しい心が
    それだけで
    ただ それだけで
    元気が 勇気がでるのです
           
 

 
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