おばあちゃんのひとりごと

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幸せへの一番の近道.

「人生の心がけ」庭野日敬著より

 ……人のためが自分のため……

 かって海軍飛行予科練習生として航空隊で終戦を迎え、その後、画家を志して苦学
していた一人の青年が、私の手伝いをしていたことがありました。その彼から、こんな
話を聞いたことがあります。
 彼は戦後の混乱期に、たび重なる挫折に打ちのめされ、自分の才能も周りの人間
も信じられなくなって、「自分の人生には何の望みも残されていない」と、自殺を決意
したのです。そして死に場所を探して歩き、吸い寄せられるように連絡船に乗ったの
でした。
 その後、船室の人が寝静まってから、彼はそっと起きて抜け出し、甲板から海に飛
び込もうと後部甲板に近ずいたとき、一人の人影をみつけたというのです。しかも、い
ままさに海に飛び込もうとしているでは、ありませんか。青年はとっさに後ろから抱き
とめました。
「何をばかなこと」を考えているんだ。人生はいくらでもやり直せるんだ。君だけが不幸
なんじゃない。死んだら周囲の物は、君のことで苦しみ続っけるんだぞ……」
 必死に説得しているうちに、彼は、自分が「もう死ぬしか道は道は残っていない」など
と考えていたことが、どんなに甘えた愚かなことだったか、思い知ったというのです。

「情けは人のためならず」という言葉は、どなたもご存知でしょう。いまの若い人たちは、
「なまじ情けをかけると、人に甘える人間になってその人のためにならないから、人に
余計な情けはかけないほうがいいのだ」という意味に解釈するそうですが、なるほど、
そのほうが合理的な解釈かもしれません。放っておくと、私たちはすぐに自分本位の、
考えになってしまうのですから。しかし、自分がほんとうに大事になら、まず自分の周り
の人を大事にしなければならなのです。
 伝教太師に「己を忘れ他を利するは慈悲の極みなり」ということばがあります。また
「好果の樹は、衆鳥帰り集まるが如し」という。言葉が有ります。美味しい果実をつけた
樹には、鳥が自然に集まるように、人の幸せを考えられる人のところには、おのずか
ら人が寄り集まってくるというのです。
 人の幸せを考え、人さまのために自分を忘れていると、いつのまにか自分も幸せにな
っているのです。じつは、これが幸せへの一番の近道なのです。
 商売ならば、お客さんに喜んでもらい満足してもらうために、ありったけの知恵をしぼり、
全力を尽くす。それに徹すると、最高の力がわいてきます。自分の商売に誇りを持てる
からです。そうなると、いかに買わせるかでなく、どうしたら、また来てもらえるかに意を
いたすようになれるわけです。
 「私が勤めている会社はちっぽけな会社で」と遠慮して言う人がいますが、何も会社が
一流でなくてもいいではありませんか。
 

   自分の仕事ぶりが一流であればいいのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    自分の中にある知らない自分
 
  誰だってみんな
  いろんな力をもっている
  工夫したり
  知恵をしぼったり
  よくよくに考えたり
      そうすることによって
      ふと気が付くと
      びっくりするよ
      その力を自分が知らないでいた
      ハッとしてみて、気がつくでしょう
 まだまだいろんな力がある
 新しい喜びを発見したらいい
 なんだってすべて
 頭の中で 脳を働かせてみて
 素晴らしい自分が見つかるかも

  いつだって一流になれる自分が秘められているに違いない     
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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