おばあちゃんのひとりごと

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竹中半兵衛のケジメのつけ方(その②)

「人間の器量」童門冬二著より

 …ケジメのつけ方に示された」無類のきびしさ……

 「何事だ!狂ったか?」
 その夜の城の番の指揮をとっていた斎藤飛騨守が手兵をひきいて、行く手に達ふさが
ったが、半兵衛たちのいきおいにはかなわない。斬り殺された。事態を知った竜興は、
「謀反だ、謀反だ!半兵衛を殺せ!」と、わめいた。目が恐怖でつりあがっている。側近
はわれ先に逃げ散って誰もいない。
 半兵衛が入って来た。竜興は悲鳴をあげた。
「ゆるせ!半兵衛!おまえに小便をかけさせたのは、おれではない!」
「殿も、あの櫓におられたのか?」
「いや、いない!おまえに小便をかけたのは側近たちが勝手にやったことだ!」
「櫓におられぬ殿が、なぜ小便のことを知っておられる?」
「あとで聞いた」
「いいや」半兵衛は首をふった。
「あなたが命じた」のだ。殿!」半兵衛は向き直った。
「将たる者は、命じたことの責任を避けてはなりません。あなたがそのようなことだから
おらんなさい。いま、あなたをいのちがけで守ろうとする側近は、ひとりもいないではあ
りませんか!」
「悪かった。心をいれかえる!おまえを登用する!」
「何の話をなさっているのですか?私は出世したくてこんなことをしているのではありま
せん。あなたのそばから、為にならぬやからを一掃するために今夜城に押し入ったの
です」
「わかった。よくわかった!明日からおまえのいうとおりにする」
 半兵衛は首をふり続けた。
「だめです。あなたを追放します。流浪生活で本当の反省をしてください。その間、留守
は、私が守ります」
「?!」
 これには半兵衛の部下もおどろいた。
「すこしやりすぎでは?」と半兵衛の袖を引いた。半兵衛はそれをふりはらった。そしてこ
ういった。
「すぐ、わかった、という人物に、本当にわかったためしはない」
 ケジメのつけ方」は無類にきびしい半兵衛だった。
 このことを知った織田信長は、部下の羽柴秀吉を使者にして、「おれの家臣になれ」とい
ってきた。半兵衛は「冗談ではない。いまの私は、主人が留守にしている国を預かっている
のだ。それが他の人に仕えられますか?」と秀吉を詰った。秀吉は「それはそのとおりです
な」と、あっさり笑った。その態度が半兵衛に「うむ?」と思わせた。秀吉がいままで見たこ
とのないタイプの武将だったからである。
 秀吉がきたあと、すぐ半兵衛は竜興を呼び戻した。そして城と気にを返し「しっかりしなさ
と、信長にほろぼされますぞ」といった。竜興は「おまえが補すけてくれるから心強い」と、
半兵衛の顔をうかがった。半兵衛は見え空いた竜興の態度に(まだ、性根がなおっていな
いな。よけい悪くなった)と失望した。そこで「私は一度ク―データ―を起こした男です。この
ままおそばにいるわけにはいきません。おいとまいたします」と城を去り、頭を剃って山に、
入ってしまった。
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              男らしさ女らしさ
           男はおとこらしくがいいな
           女はおんならしくがいいな
              どっちにしても
             オーラがある人がいい
             なんていうか どことなく
           温かくおもいやりがあるがいい
              そして厳しさもあり
               そして尊敬できる
             そうしたら男も女もないね
             みりょくあるひとがいいね

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             老いてしまったけど なるかな
             遅くはないな なろうかな               
               アッハ アツハ アツハ
               ウッフ ウッフ ウッフ
                なれそうにないかな






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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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