おばあちゃんのひとりごと

Entries

こうごうしいばかりの名刀鍛冶・正宗のすがた・

「光に向かって100の花束」高森顕徹著より

……精魂を打つ……
             名刀工・正宗と義弘

 鎌倉時代のこと。
 刀工日本一を決定しようと、十八人を選抜し、おのおの、一刀を造らせた。
 かの有名な岡崎正宗や郷義弘の名刀工も、その中にいた。
 厳しい審査の結果、正宗の刀が最良と判定されたのである。
”これはなにか、ワケがあるにちがいない。正宗のやつ、ワイロを使ったのか
もしれぬ”
 当代一の名刀鍛冶を自負していた越中の国・松倉の義弘は、とても釈然とはで
きなかった。
 自分を出しぬく者を容認できない自信過剰の義弘。
 このうえは決闘を申し込み、決着をつけようと、鎌倉の正宗を訪ねた。
 ちょうど、刀を鍛えている真っ最中か。さかんにトンテンカン、トンテンカンとすんだ
音が聞こえてくる。
 こっそり鍛冶場をのぞきこんだ義弘は驚いた。

 清められた仕事場に、袴をつけ、端然として槌を打っている、こうごうしいほどの
正宗の姿にであった。

 なにも知らない正宗は、はるばる遠方から訪ねてきてくれた義弘を、心から歓待し
た。
 「いままで私は、あなたを疑い、恨み、決闘まで覚悟してきましたが、大きな誤りで
した。あなたの鍛錬ぶりを拝見させていただき、いかにも威儀正しく、精魂こめて刀を
造っていられる。それにくらべて私は、暑ければ肌をぬぎ、ノドがかわけば飲むといっ
たありさまで、とてもあなたとは比較になりません。技術や腕力だけでは、とうてい、
名刀はできないことを知らされました」

  一部始終を打ち明けた義弘は、是非弟子にしてもらいたいとたのんだ。
 正宗は謙遜して断ったが、どうしてもと義弘がたのむので、ついに許したという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 いい話ですね。信頼することは、かけがえのないものです。
 心を素直にし、いいことはいいと認めることができることは、いいことです。

 今日は、病院の受診の日でした。前より少しよくなりほっとしました。頑張ってこれからも
散歩に励み、少しでも努力し健康に気をつけたいものです。ありがたい。ありがたい。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽