おばあちゃんのひとりごと

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瀬島龍三さんの「御願之儀」

「人間的魅力の研究」伊藤肇著より

 悪を善にかえ、煩悩を菩提にかえる魅力
  瀬島龍三の前に、善人でふるまった森脇将光

……「御願之儀」にみる心の位どり……
 
伊藤忠商事会長の瀬島龍三は大本営参謀本部作業課員から皇族、武田宮恒徳中佐の後任と
して関東軍参謀に転じ、敗戦による停戦交渉を終えると、そのままソ連にもっていかれて、重労働
に二五年の刑を宣告され、一一年の苦い歳月を刻んで帰国、浪人をしていた。連れて帰った部下
たちの就職先を探すのと、いためつけられて衰弱しきっていた体の回復を待ったのであった。
 伊藤忠商事を創業した伊藤忠兵衛は、「かって国家の総力を傾けて養成し、今の貨幣価値に換
算したら、一人、億という単位の国費をかけてみがきあげた陸海軍の参謀の中からすぐれた人材
を選び出し、その人物のもつ作戦力、組織力を企業に応用しょう」という考えをもっており、それが
忠平衛なきあとも、人事の伝統的な一つの流れとなっていた。
 その伊藤忠がシベリア帰りの瀬島龍三に目をつけたのは、きわめて当然のなりゆきといってよか
った。ところうが瀬島は丁重に辞退しつずけた。次の第二の人生を誤りたくない。いや、絶対に誤っ
てはならない、と心中深く期するものがあったからだ。しかし、三顧の礼にほだされて、やっと重い
腰をあげて履歴書を提出することになった。
 
 その時、瀬島は三カ条にわたる「御願之儀」を書き添えたのだった。

 一、 小生を面接、首実験の後、不採用というような恥辱はご容赦頂きたい。

 二、 シベリア抑留一一年間、言論行動の自由を奪われた小生故、しばらく言論の自由を束縛
    せざることをお願いする。

 三、 算盤、筆記はもとより、商業知識は皆無にして且つ不向きなることを御諒承いただきたい。
    
 この文書は、伊藤忠の人事部に今でもファイルされているが、わらをもつかみたい逆境にいながら
「面接、首実験の後、不採用というような恥辱は御容赦頂きたい」といいきる心の位どりの峻厳さに、
大丈夫の魅力を感ずるのは筆者だけだろうか。
―――――――――次へ続くーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 シベリヤ抑留生活は相当に大変であったと、聞いています。身近で、抑留されていた方から話を
お聞きしたことがあるのですが……。戦争とは、あってはならないものです。

 短歌

 その話す友の愚痴から幸感ずあなたは知らずそこにある幸

 学生の孫のレシピを写メールで貰いてゴ―ヤの焼きそば作る

 なんていうか老いとは可笑し考えても閃き消えて堂々巡り

 愚痴はある嫁に聞かれて考えるわたしに愚痴は何にもないな

 不平不満老いて過ごす日消えていたひとり居の吾いつも幸せ

 今日は、パソコンが、怒っているようで、不機嫌だ。だから、さすがの私も、
「好い加減に機嫌直してよーー」とお願いをした。やっと、ブログがかけたわ。
なんと、難しいことよ。ソフトバンクがロボットを来年、売り出すというが……。
どういう世の中にになるのかな? 残酷なニュースばかりで涙、涙し、泣けて
くる。そういうニュースがなくなる世の中になるといいのだけれど。

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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