おばあちゃんのひとりごと

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わたしのおかあちゃんのこと

      おかあちゃん

  朝 目が覚めると、大きな田舎の家だったなぁ
  包むような温くてなにかを感じさせる匂い
  暖かな竈の匂い
  お勝手場から、まな板の音、
  ぐつぐつぶくぶく ご飯の炊ける音
  お母ちゃんの働く白いかっぽう着
  髪には白い手ぬぐい

  おかあちゃん 「起きたよ」っていくと
  手を拭きながら近ずいてくる
  その母の顔も遠い遠い忘れちゃった
  みんなみんないっちやった、姉と私だけ
  大家族だったなぁ 8人だった
  おばあちゃんもおじいさんもいた
  大きな卓袱台。みんな一緒に食べてた日々

  おかあちゃんの作ってくれた寝まき
  冬はネルの反物で作ってくれたものだ
  夏は浴衣地で、袖は筒袖 嬉しかった
  工夫のいいおかあちゃんだった
  本も読まず 机には向かわないのに
  なんでも知っていて、気の大きい母であったなぁ
  どんなことにも惑わされない母だった

  いまも 心の中で 呼ぶんだ
  「おかあちゃん」って、なんか
  ほのぼの心が温くなる
  怒ったおかあちゃんも
  笑ってるおかあちゃんも
  泣いたように困った顔のおかあちゃんも
  みんな みんな 私のおかあちゃんだぁ 大好きだよ。いまも。
  

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プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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