おばあちゃんのひとりごと

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愛するがゆえの中江藤樹の母

  2013・10「到知」より
ーーー続きよりーーー
 偉人を育てた母の言葉   大坪信之 コぺル社長
  この母なくして
  現在の日本はない

 愛するが故、時に厳しい言葉を掛けて子の心を発奮させる母もあります。
 その代表といえば中江藤樹の母です。中江藤樹は江戸初期の儒学者で、
日本における陽明学の祖といわれます。幕末、陽明学に学んだ志士たちが
明治維新を成し遂げたことを考えると、中江藤樹なくして明治維新はなく、そ
の母なくしていまの日本はなかったということになるでしょう。
 藤樹は近江の小川村(現在の滋賀県高島市)に生まれますが、九歳の時
に武士でった祖父の養子となり、伊予の大洲で暮らしていました。
 ある冬、母がアカギレやシモヤケに苦しんでいるという話を聞きます。自分
のいる大洲の温暖な気候に比べ、母の住む小川村の寒さを思うといてもたっ
てもいられず、薬を買って村へ帰るのです。
 故郷に辿りつくと、母は降りしきる雪の中、思い釣瓶で井戸の水を汲んでい
る最中でした。駆け寄る藤樹に気ずいた母は、
 「男子が一度目標を以て家を出たならば、めったなことで帰ってきてはなりま
せん。私のことは心配せず、大洲に帰りなさい」
 と諭し、薬も受け取らず、家にも入れず藤樹を追い返しました。雪深い道を、と
ぼとぼ帰るわが子の後ろ姿を、母は涙を流しながら見送りました。
 母の深い思いを知った藤樹は勉学に励みますが、父亡きあと一人で暮らす母
への敬慕の念が消えることはありませんでした。27歳で武士への将来をを捨て
て脱藩、小川村に戻って私塾を開き、多くの師弟を育てました。
 「胎内にあれう間も母徳の教化あり」
 そういって藤樹は常に産み育ててくれた母に感謝し、孝行を尽くすことを一番に
考えたていたのです。
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短歌
 母は子を子は母思うそれが家あたりまえなりそれが難し世

 どんな家どんな家庭もそれぞれの良さはあるもの日々を楽しも
   
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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