おばあちゃんのひとりごと

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「おかげさまをお守りに生きろ」父の言葉

  あーあ おかげさまの日々
 
  今日は午後から友人と能楽堂だ。
  こうして気楽に出かけられる 喜び
  なんて嬉しい 私は守られている
  あのまま 身動きできなかったら どうしよう
  いま ただ今は 毎日がありがたい 
 
  ありがたい。ありがたい。 おかげさまで。 早や三ヵ月。
  しみじみと 神に仏にご先祖様に 子らや孫ら友人知人にすべてに。
  心から「ありがとうございます。感謝です。 おかげさまで……」なのだ。
  心の中で、日々  手を合わせ 祈る
  おかげさま ありがたい ありがたい

  この気持ちを、ますます大事にしよう
  おかがさま。ありかとう。ありがたい
  まわりのかたがたがみんないいのだ
  ありがたきかな
  家族も友人も知人らもみんな 敬慕する わたしです

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小さな人生論      藤尾秀昭 著より

 人の心に光を灯す

 ラジオで聴いた若い0Lの話である。

 彼女の生家は代々の農家。もの心つく前に母親を亡くした。だが、寂
くはなかった。父親に可愛がられて育てられたからである。
 父は働き者であった。三ヘクタールの水田と二ヘクタールの畑を耕し
て立ち働いた。村のためにも尽くした。行事や共同作業には骨身を惜し
まず、ことがあると、まとめ役に走り回った。
 そんな父を彼女は尊敬していた。父親二人の暮らしは温かさに満ちて
いた。
 彼女が高校三年生の十二月だった。その朝、彼女はいつものように
登校し、それを見送った父はトラクターを運転して野良にでていった。そ
こで悲劇は起こった。居眠り運転のトレーラーと衝突したのである。
 彼女は父が収容された病院に駆け付けた。苦しい息のの下から」父は
切れ切れに言った。

 「これからはお前一人になる。すまんなあ……」
 そして言い続けた。
 
 「いいか、これからは ”おかげさま、おかげさま”と心で唱えて生きて
いけ。そうすると必ずみんなが助けてくれる。”おかがさま”をお守りにし
て生きていけ」
 それが最後の言葉だった。

 父からもらった「おかげさま」のお守りは、彼女を裏切らなかった。
親切にしてくれる村人に彼女はいつも「おかげさま」と心のなかで手を
合せた。彼女のそんな姿に村人はどこまでも優しかった。その優しさが
彼女を助け、支えた。
 
 父の最後の言葉がA子さんの心に光を灯し、その光が村人の
 心の光となり、さらに照り返して彼女の生きる力になったのだ。
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 短歌 

  わが身をば鏡となれる日々のことそれを思いて敬して生きん

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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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