おばあちゃんのひとりごと

Entries

人間は性格にあった事件にしかでくわさない。性格が運命を招く。

       運

   人生には運がいいことが大事なんだ
   でもそれも 自分が思うことなんだ
   だから 運がいい 運がいい
   そう思うことが 運を良くすることだ
   だって いつも そう思っていると
   そうなると思うから わたし


   人間的魅力の研究
                 伊藤肇 著より

ーー 人の手の届かぬ「運命」ーー

  また、瀬島龍三はこうもいっている。
 「人間、一人ひとりは、皆、運命をもっているということです。何事も
運命にまかせて、何もしないというのではないけれども、あるところか
ら先は人間は運命があって左右される。人間は運命を背負っている
と思うんです」
 
 人間は、性格にあった事件にしかでくわさない。性格が運命を招く
のだ。芥川龍之介は、

 「運命とは性格なり。性格とは心理なり」といっている。
 
 ことに、生と死の別れ道を常に、くぐりぬけねばならぬ戦場とか、自
信も矜持(きょうじ)も音をたてて崩壊し、好むと好まざるにかかわらず、
精神的にも肉体的にも奈落の底へつき落される俘囚の生活経験した
ものとっては、

「運命」は日常茶飯のこととして身辺に定着する。
 
 だから瀬島の先輩で幾度も鉄砲玉の間をくぐりぬけてきた東洋精密
会長の大橋武夫などは「戦時統御の鍵は、部下を殺さぬことである。
 あの隊長の下におれば、絶対に死ぬことはないということであれば、部
下はどんな苦労をしてでもついてくる」と断言しているし、海軍予備士官
出身のリコー社長の大橋武士も同じことをいう。

 「勢いに乗るコツをつかむことは難しい。それは運をひっぱってくることだ。
世の中に、今日いえば悪い結果をもたらすが、明日といえば、うまくいく、と
いった何かがある。この運をうまく引っ張ってこなければ駄目だ」悪運だろう
と善運だろうと、とにかく上にたつ者は「運が強い」ことが必須だ。

 また、司馬遼太郎も「運命」、について印象的な描写をしている。

 戦争というのは、国家がやる血みどろの賭博であるとするなら、将軍という
のは、この賭博を代行する血の勝負師であらねばならない。当然、天性、勝負
運の憑いた男でなければならない。賭博の技術は参謀がやるとしても、運を貸
すのは将軍でなければならないからだ。

 海軍大臣の山本権兵衛は、連合艦隊司令長官を選ぶにあたって、、何人かの
提督のなかからもっとも名声がなく、しかも舞鶴鎮守府司令長官という閑職にい
た東郷平八郎を選び、明治帝から、その理由を下問されると、

  「この男は、若いころから運の強かった男でございますので……」と答えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 いろんな本を読むと、いろんな人に出会えていいものです。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 短歌

  不良っぽいこの優しさよ小さな声でさりげなく席ゆずりくるる

 老いるとは可笑しきものなり忘れたり信じられないこと増えくるなり
スポンサーサイト

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽