おばあちゃんのひとりごと

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中村勘九郎さんの本より

ひさしぶりに今日は、旧い友人が寄ってくれます。嬉しいな。
 4人なの。今夜は話しでもりあがりそうです。狭い我が家に泊ります。
一人のわたしは、人間と話すこともない日々なので、今からが楽しみだ
わ。

           友とのこと

    いいともだちってね
    なかなかあるようで できないものよね
    でも 長い年月はすべてを流し 溶かし まぜる
    そして一人ひとりの個性を伸ばし 引き出す
    みんながそれぞれの違った魅力を出していく
    
    知らぬ間に よき友になるものです
    そうなれば もう 心の友となり
    信じる友であり 親しい友となり
    誰よりも いい。気楽な関係になるものです
    友とは堂々と胸をはって対等になれる

    ずぅと 会わなくとも 
    ずぅと 連絡しなくても
    ずぅと そのままに安心できて 
    ホッとする それが友なんだあぁ
    老いるごとにいいもんだわぁ

―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 役者の青春    中村勘九朗 著より

  思いやりの嘘 だます嘘

 夢を持つっていいことですね。
 昔、「パンと恋と夢」というイタリア映画があって、ビィァトリオ・デ・シーカ
という名監督が主演もしているんだけど、警察署長かの役で、自転車で村
を巡回してるんだって、だって、というのはぼくは見てないで聞いた話だから、
それで貧乏な人たちが、木陰でお昼のパンを食べていると、署長が自転車
を止めて「中身は?」と訊く。「夢でさ」と丸いパンをあけてみせると、中は空
っぽということが、とても洒落てた、とその人は言うんです。

 この間うちの雅行(勘太郎)窓の外を見ながら、あ、ワンワンがいる、とか、
サンタクロースだ、とか言っているんで、ぼくがのぞいてみたら、、そんなもん
いないんです。つまり嘘なんです。

でもぼくははその嘘を叱れませんでした。
 俺は役者なんだし、役者とって夢をみることは大事な要素だと思うから。
 それでぼくも、あ、ほんとだ、と調子を合わせていたら、どんどん乗っちゃって
あおのおじさんがいっちゃあ危ないのになぁ、ヨロヨロしているよ、なんて言う。
彼はすっかりその世界に入っているわけですよ。大人のぼくがそれにさんざん
つきあってそのゲームも終わろうというときに、今度は下の子が、なあにってや
ってきたんです。

 おんもにワンワンがいるでしょ、と雅行が言うと、えーっ、そんなものいないよね。
と隆行(七之助)がぼくの顔をみる。彼は「裸の王様」の少年の役ごころなんだけど、
この場合正直に見たまま言うのがいちばん、ということを躾けてたわけじゃぁなかっ
たものだから、うーん。そうかなあ、とぼくが首をかしげると、なんとなくムードがわ
かったんだね。いtるいる。ワンワンだ。あ、見て見て、スーパーマンが飛んでる。って
乗りっぱなしになっちゃったんです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 なんか、とっても楽しい光景が浮かぶのですもの。
 ほのぼのとして楽しいですね。こういう家族。なんか温いわ。

  短歌

     友を待つ一人居のわれ嬉しくてぼんやり空を掃除しながら

     化粧さえ日々しないわれ今日こそ鏡に向かい口紅を塗る

     
    
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プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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