おばあちゃんのひとりごと

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「咎めをうけることより、お前たちの勉学が大事……」勝海舟

 今朝はパソコンのご機嫌が、相当に悪くて、コンビニに電池を買いにゆき、
替えても、ちっとも 動いてくれなくてね。人間と同じで気分悪いのね。天気
は雨だしね。もう知らないなぁ……。時間をおいては眺めつつ……。

 こちらも脳を思考試行、迷う迷う、電源のスイッチをパソコンも私の脳もノウ
  オンとオフ 何度も  オフとオン
 あーあ  ご機嫌がとれたわあ^^^^

       雨が降る

   わが心にも雨は降る
   雨が降ったら濡れればいい
   雨のなかをゆっくりいこう

   太陽の陽ざしがでたら
   太陽に感謝すればいい
   陽ざしをありがたくいただこう

   いつも 明るく良い方に考え
   なんでもを自分のこととし
   たのしんでいきたいものだ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 人間の器量  童門冬二 著より

 後進を育てるのに長じた海舟の先見

 勝の進言によって、幕府は海軍操練所をつくったが、学生の「入学資格」
をきびしくきめた。
 「幕臣の子弟か、各藩藩士の子弟にかぎる」  としたのである。
 徳川将軍の家臣か、大名の家来でなければいけない、としたのだ。つまり、
自由人である浪人は、入学させない。ということだ。もちろん、武士以外の
農民、職人、商人もだめだということだ。

 勝の門人である坂本竜馬ほかは、皆、浪人だ。まんじゅう屋もいる。しか
し、その学力は幕府の家臣か、大名の家来にくらべれば、はるかに優秀だ。

 (これからの日本を背負っていくのは、こういう青年だ) と、勝は思っている
学歴ではない、学力だと思っている。しかし、日本の人間はまだ頭がかたい。
あいかわらずガンジガラメの身分制を押し通そうとする。

 (これがアメリカなら)と、勝はつくずく日本の古さがいやになった。しかし、ふ
つうのリーダーなら、ここで妥協してしまうだろう。自分の希望する大学をつくっ
てもらい、そこの学長兼教授の地位を得たのだから、あとは設立者のいいなり
になる。つまり、学生の入学資格をきめられれば、それに従って、ほかのものは
入学させないということだ。

 坂本竜馬たちにも、「わるいな。どうにもならないから、あきらめてくれ」 とい
うだろう。自分の得た地位を、大切にして、それまでついてきた後輩を突き飛
ばしてしまうのだ。当然、後輩はこういうリーダーには不信感をもつ。非行や
過激な方向に走ってしまうかもしれない。

 勝はそういうことをいろいろ考えた。竜馬たちは、「先生、われわれは入学でき
ないんですか?」 と不安と不満の色を顔にみなぎらせてきく。勝は腕を組んで、
苦悩した。(何かいい方法はないか)と考えた。勝はこう言った。

 「大学の中におれの私塾をつくろう。お前たちはそこに入れ」

 「私塾? しかし、それでは本格的な勉強ができません。実験機材や設備は
全部大学のものです」

  「心配するな」勝はニヤリと笑った。そして、
 
 「私塾というのは看板だけだ。勉強は資格のある学生といっしよにしろ。もち
ろん、備品、設備も大学のものを使え」
 「私たちを、資格のある学生といっしよに勉強させてくださるというのですか」
 「そうだ」
 「そんなことをしたら、先生が幕府からお咎めをうけますよ」
 「それですむのなら、大したことではない。おれがお咎めをうけることより、おま
えたちの勉学のほうが大事だ」
 「……?」
  
 感動する坂本たちを、勝は本当に大学に入れた。聴講生としてではない。
 本格的学生として扱った。坂本はすぐ、学生委員長に選出されている。
 正規の学生たちも、そんなことを気にしなかったのだ。才能があり、人望の
ある坂本に敬服していたのだ。
 それに勝の、一歩まちがえたら重い罰をうけることを承知のうえでの、捨て身
の弟子思いにうたれたのである。

 資格のある者もない者も、そんな境界を破って勉強した、幕末の官立大学の
        
             一光景である。

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 歴史には多くの魅かれる「一光景」があるものです。
 
 今の政治家たちの、政務費のニュースを見るたびに……唖然です。

 歴史とか偉人伝には考えさせられるもので、真実がありいいものですね。

  短歌

  パソコンにご機嫌いかがと問うわたしありがたきかな今日も過ぎゆく

  秋の雨静かに降りぬ心まで虚しくさびし老いは追いくる

  わが手相褒められるともわが人生そうではないが嬉しく思う

  幸幸と喜び生きるわたしですいつも笑顔がさまになってる

  

        
           人間というものは、結局、
           死ぬために生まれてきたような
           存在であるだけに、
           それだけに、生きている間は、
           真剣に自分の人生というものを、
           価値高く活かさなきゃいけないんですよ。
                               中村天風
           

  

  
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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