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2013.10/16 [Wed]
子供の視線って違うんだな☆
朝起きると母のまな板の音かまどの火味噌汁にご飯
昔むかしの小さい頃
小さい頃はなんでもが大きく見える
とっても かまども大きくて
大黒柱も大きくて太くって
食卓机も大きくて
小さいわたしには全てが大きく見えていた
大人になって感じたの
そうではなかったの 子供の視線は違っていた
お母ちゃんの作る朝ごはん
大きなかまどの火
大きなお釜で炊いて おおきなお櫃にうつす
大きなお鍋でお味噌汁 みんな子供の視線なのだ
みんなで食べるはお美味いかった
大家族はなかなか難しい 父と兄は上座だった。偉いらしい
祖父と祖母は北側でお膳でした。尊敬の気持ちかな
あとは姉たち わたしと妹は末の座だった。なんでもいい。
お魚もお頭は父、兄、祖父だったなあ
小さいわたしあまり食べられないからいい。羨ましくもない
小さい頃はよく怒られた叱られた
父が怖くって 箸の持ち方やら
お行儀、なんでも 怒られていた私
それで 今の おばあさんのわたしがある
こうして いろいろが続くんだな
もう みんなあの世に逝き姉とわたし二人
大きく時代が変わったけれど
思い出は変わらない
あの田舎の大きな竈のご飯
茶釜で湧いてるお湯
五右衛門風呂
なんといってもそこに住む大家族
いいものだ
今はすべては消えた
ふるさとはない
今を生きて こうして時々思い出に浸る
今の幸せに感謝しつつ
今は有り難き日々 思い出は美しい
思い出はすべてが美しくしている
それでいいのだ
育つ日々のおさない視線の
大小の違いを知り
思い出に浸り 亡き家族を思う
今のいい時代に生きる 生きていられる幸せ
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