おばあちゃんのひとりごと

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「世界国アジア州日本町広島村になったらいいね」を願った藤野博久君

     子供の世界って

  ほんとうに いいことを
  素直に考えていて
  子供って 凄い
  子供の世界って いいなあ

  素直さをいつも 忘れず
  大人になって も 
  それができるような世界
  いい世界 そうなる世がくるといい

  きっと 未来はなるだろうなぁ
  そう 信じたいもの



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 こころの詩 
    一期一詩       瀬上敏雄 著より

     原ばく      西山洋子(中学3年)

  おぎゃあ おぎゃあ
  産まれたばかりの赤ん坊
  原ばくですぐ
  この世ことは何も知らず
  あの世へ去った赤ん坊


     戦争         松井好子

  信じられない
  信じられない
  多くの死者を出した
  あのにくらしい戦争を
  人間がしたということ
  人間が、またはじめているということ
  なぜか信じられない
                  「少年詩集」 より

 八月になると今も、あのガンガンと太陽に灼かれ、行けども行け
ども死臭と灰燼の街であった広島が蘇ってくる。二十歳の一兵士で
あった私は、宇品港へと急ぐ道の真ん中で、蛆の固まりに出会い、
ぎくりとした。それは全身を蛆に蔽われた赤子の死体であった。
 西山洋子さんの詩は私の脳裏に焼き付いていた鮮烈な映像を思い
出させた。
 「この世のに生を享けて、僅かの空気を吸ったまま、息絶えた命、し
かもそれは、この世の最初の原爆によってである。少女の行きどころの
ない悲しみが心を打つ。
 
  その戦争という忌まわしい行為は、平和を願ってやまない人間によ
って起こされ、多くの尊い生命を奪う。しかも人間の愚かさは、戦争を
憎みながら、地上から戦争の絶えることがない。
 今も地球のどこかで戦争が繰り返されて、掛け替えのないいのちが、
失われていきことを思う時、

 「信じられない」 という松井好子さんの一語は、人間への警告である。
広島に原爆が投下された前日、14歳の少年 藤野博久君は、母上とと
もに屋根に上り、星空を仰ぎながら語りあった。

 「お母さん どうして戦争なんか起こるんもでしょうか。やめてほしいなあ。
日本にない物をアメリカから送ってもらい、フイリピンにない物を日本から送
ってやり、世界が仲良くいかんもんかしら、そうしたら世界が一つの国家に
なって、世界国アジア州日本町広島村になるね」。

 そう願った少年は、ピカドンで帰らぬ人となった。

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  俳句
      逝ったひと去る思い年賀状

      ふっふふとひとり笑って師走かな

      ひとりゆえ師走とてなにもやりもせず

      なんとなく気だけは忙し早や師走

      老いたせいか手と足冷たく感じます

      
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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