おばあちゃんのひとりごと

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人間として至るためには、真心を尽くす・・・僧元政

 今朝 雪が凄いね。ビックリしました。ご近所の若いママさんから幼稚園
が休みになったので、雪だるま作りに行ってきます。というメールが入り、
なんか 楽しくなっちゃいました。
 わたしは転んで、また息子ら夫婦にお世話をかけてしまうと大変なので、
今日は何処へも出ず、ゆっくり家にいることにしました。

        ゆきっていいな

   何でもが綺麗に真っ白になった
   美しい 美しい 綺麗な世界

   こんな綺麗な雪も災いになったり
   みんなを困らせたり 大変になる

   あちこち そこいらじゅうに
   いろんなことができてくる

   でも小さい子らには楽しいだろうな
   わたしも 「美しいから好きよ」 ってひとりごと

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  「帝王学のノート」  伊藤肇 著より

 老婆心
 
   --省略ーー
 
 才智、技能にすぐれているのは望ましいことですが、それだけでは人間
としては失格です。やはり、人間として至るためには、人に真心を尽くす。

 世間からいうならばうるさがられるほど思いやるということが大切です。老
婆心は人に対してだけではありません。学問の場合でも、まあ、これぐらい
にしておこうというのが一番いけないので、これでも足りない。もう少しこうし
てみたら、どうだろうという、つまり老婆心がなければ進歩しません。

 文久三年、幕府御留守居与力、原武太夫によって 「燕石十種」 という
本が上梓された。その中に 「高尾考」 というのがあり、高尾太夫を名のっ
た美女たちの物語りを書いている。
 この二代目高尾の相手が石井吉兵衛元政という彦根藩の若侍だったが、そ
れが後年の 「深草の僧上、元政」 その人であった。

 元政の姉、春光院は井伊直孝の側室で、その関係から弟の吉兵衛元政も、
近習として江戸詰めとなった、ときに十九歳、若侍たちに誘われて新吉原の妓
楼、三浦屋にあがる。その敵娼(あいかた)が遊女、高尾だった。

 高尾太夫はただ美しいというだけではなく、詩歌管絃の道に深く、教養人の元
政と深く結ばれるようになったのは自然の成りゆきだった。
 ところが高尾を身請けしたい、という男が現れた。もとより、元政にそんな大金
はない。
身請けの日が迫り、二人はついに最後の夜を迎える。二人はその夜を沈黙のう
ちにすごした。

 明くれば、主君直孝の歌会で。元政が一切をとりしきらねばならない。その最
中、高尾から至急逢いたいという文がくる。だが、歌会が終わるまでは一歩も出
られない。
 
 悶々のうちに歌会が終わり部屋に戻ると主君から急のお召しがあった。

 「何事ならん」 と同侯すると 「本日の歌会でのお前の様子はいかにも尋常で
はんまい。さだめし体の具合が悪いに相違ない。屋敷内では療養もゆきとどくま
いから、ここを出て町かたで療養するがよかろう」 と申し渡され、枕を一つ賜った。

 元政は、その足で枕をもったまま吉原へ急行する。
 揚屋へあがって、高尾をさがすと、 「自害して、いま、息を引き取るところだ」 
という。
 「あっ」 と驚いた元政は、宙を飛んでその部屋に入り 「吉兵衛参りたり。何と
てかくははやまりし」 と叫ぶと、高尾は薄眼を開いて吉兵衛を見上げ、かすか
に微笑むとこときれた。遺書には 「吉兵衛殿と心中するつもりだったが、吉兵衛
殿は未だ現れぬゆえ、私一人が先にいって、あの世で待っている」 とあった。

 吉兵衛はこの時、ふと殿から賜った枕が異常に重いのに気がつき、ほどいて
みたら、身請けするに十分な小判が詰められていた。

 やがて主君直孝は参勤交代で帰国する。その折、吉兵衛は出家を願い出て、
草津の駅で別れて、髷をおろし、僧元政になった。

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 短歌

   老婆心いいことなのだが人によりうるさいと思われがちで難しいこと

   雪の中歩けば怖し杖をつきそれでも雪が見たい触りたい

   幼子が雪を喜ぶその気持ち大人が雪に泣くのもわかり

   寒いなあ予報通りに雪となり雪国のごとまわり雪雪だ

   雪かきを頑張る人があちこちでかいてくださり歩くのも楽


   

   

   

  
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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