おばあちゃんのひとりごと

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嘘と真実を見分け、誇大と威嚇とを見抜き・・・

 
   年賀状に思う

   年賀状を ゆっくり ゆっくり
   一枚 一枚 眺めながら
   ひとり ひとり 想う

   そして いつもくる人がこない
   なんか さびしいものだ
   何故かと気になるが……

   もう 取り越し苦労はやめよう
   自分も年なんだからなぁ
   なぜって 思わずいこう

   心配 不安 なぜ どうしたんだろう
   まあ 考えないでおこう
   そうするのがいい 楽なんだもん

   いままで 心配しすぎてきたから そして
   人を観る眼の まったく ないわたしだもの
   忘れよう 忘れよう 今年の暮れまで

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1
  十八史略の人物学
                伊藤肇 著より

  人物をみるモノサシ
 経営者の仕事の大部分は、人と折衝することである。
 嘘と真実とを見分け、誇大と威嚇とを見抜き、自分の感情はできる
だけかくすとともに、相手の微妙な感情の動きや語調の変化などを読
みとることが何より大事である。そして、その技術に先天的にすぐれて
いるもの、あるいは後天的に習熟したものが成功者となる。

 経団連会長の土光敏夫は、
  「人間鑑別の秘訣は、真剣勝負を繰り返すことだ。わしは毎日、いろ
いろな人間に会って真剣勝負をし、ずっとそれをやってきているから、こ
の男がどれくらいできる男かは、カンが働いて自然にわかる」
 と言っているが、それぞれの方法で身につけたそれぞれの人物を観る
モノサシをもっている。

 以下、それを紹介しよう。

                          奥村綱雄(野村証券元会長)
 僕は男女の間で男の本性見抜く、一つの方便を持っている。
 それは男と女が、一緒になるときではない。女との別れ際である。
 大体、男と女とは、ほっといてもくっつくものだ。しかし、別れ際ほど、男の
本性がはっきりと出るものはない。
 冷たい男は冷たい別れ方をする。
 唯物主義の男は、札で頬をはるような別れ方をする。
 情のある男は、同じ別れ方でも、わきから見ていても涙を誘うような切々た
るものを残す。
 世間一般は、男と女とが、一緒になるときは、じうぶんと騒ぐものだが、別
れるときには、案外さっぱりと聞き流してしまう。しかし、これは、逆で、男が
露骨に本性を出すのは、あとのわかれぎわだから、そこのところをしっかりと
見極めないといけない。


                             
                           井植歳男(三洋電機創業者)
 私のところへも、「お金を貸してください」 という方がよく見える。私は原則
として、できる範囲のことなら貸してあげることにしている。さて、返済の期日
がくる。貸した人が手形を落とさない。俗に言う 「債権の踏み倒し」 である。
 そんなとき、私は腹がたたない。むしろ、やれやれと思って救われたような
気分になる。後日、貸した人が言い訳に現れたとき、私はこう言う。
 「あなたは惜しいことをなさいました。もしあのお金をちゃんと返してこられ
たら、私は今度ニ倍のお金をご用立てしましたでしょうに……。しかし、私は
あなたに感謝しなければなりません。私とあなたとは、これで縁が切れまし
た。私はあなたに救ってもらったようなものです」 
 経済界はそろばんだけで働いているのではない。人間の誠実さ、まず、そ
れがあって動いている。金銭とか、信用とかいうものは、誠実さの表現にす
ぎない。



                            長尾芳郎(名鉄百貨店会長)
 初対面のときに、「わたしはあの人とも親しいし、この人にもお世話になって
いる。またその人とは飲み中間だ」 などと周辺の人の名前をベラベラしゃっ
べる奴は、だいたいにおいて信用できない。
 それと、もう一つは相手の話を何度も重ねて縦につずってみる。いつも、同じ
ことをいっている人は信用してもいいが、どこかで筋が違ったり、話の内容がす
っかりかわっているのはマユツバものである。まして、会っている最中に、二度
三度もかわるのは、その場だjけの付き合いにとどめておいたほうが無難である。


                               佐藤一斎(幕末の儒者)
 好みて大言をなすものあり、その人、必ず小量なり。
 好みて壮語を為す者あり。その人、必ず、怯懦なり。


                                   円地文子(作家)
 十五代目、市村羽左衛門が花柳章太郎に 「花のある役者というものは少な
いもので、おれもそうだが、お前さんもその少ない一人だからネ」 といった話は
有名である。
 花柳章太郎は本当に 「花のある役者」 だった。
 華やかな役をつとめる綺麗な役者や芸のうまい役者は多いが、その人が舞台
に出た瞬間、舞台全体が明るくなるような 「花のある役者」 はまことに少ない
ものだ。

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 短歌

    寒き夜はひとり早くに横になりクラシック聴きつ読書するなり

    街をゆく散歩しながら店を見てセールいいなぁ欲が芽生える

    欲はないいいつつあるんだ自分知り死ぬまで欲はなくならないか

    事故らしい車がニ台女性が二人いるみんな横目で見てゆく

    寂しさも感じぬ老いは笑えますすべてに鈍感それもしあわせ 
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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