おばあちゃんのひとりごと

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未来なんか、どうだっていいのだ。この世をないがしろにして、来世があるものか。

 おはようございます。 いつもありがとうございます。
 今日は小、中学校やら、高校が入学式やら始業式 晴れたらいいなぁ。 
 御入学 おめでとうございます。 楽しい学校生活を過ごしてください。
 夢を持って、夢に向かって、元気で明るい楽しい学校生活を……ね。
 桜は散っています。 公園は花びらのじゅうたん、川は花筏。いいなぁ。
 桜って華麗であり、儚なげであり 何となく魅せられて つぼみよし、半開き
よし、満開よし、散りゆくもよし 花びら絨毯も花筏も また美しき哉・・・です。 
 
  願はくは花のしたにて春死なむ その如月の望月のころ      西行 

 コーヒー飲みながら、友人が 「この西行の歌が好きだわ」 と、桜の話しの
なか言われまして。 また会話がはずみました。でも桜も今春終りね。って!
 それでちょっと本を読みなおしてみました。

  「西行」                  西沢美仁 著より
 
 「願はくは花のしたにて春死なむ その如月の望月のころ」

{私は春、花の下で死にたい。願わくは、釈迦入滅の2月15日のころに
満月の光を浴びた満開の桜が、私と私の死を照らし出さんことを}
  
   「童謡ですが?」 今はあまり歌われませんね。いい童謡ですがね。
     さくら
   
              さくら さくら
              弥生(やよい)の空は
              見渡す限り
              霞か雲か
              匂いぞ出ずる
              いざや いざや
              見にゆかん
 
   ………だったと思うのですが……違ったかなぁ 忘れちゃったわ?
  さくらさん今春も 心から ありがとう。 だわ。ありがたい。
  
     ありがたい
     
     元気で
     つい 言っている
     花にも木にも人にも  ありがとう
     ありがたい ありがたい
     わたしが ありがたいと言うと
     友も つい ありがたいと 言う
     有り難い が 連鎖になって
     笑いたくなる
     ふっふふ 嬉しくなる
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尼僧が語る「愛の法話」
  幸せは急がないで            青山俊薫
                        瀬戸内寂聴 編

   「阿留辺幾夜宇和(あるべきようわ)」

 京都・栂尾(とがのお)の高山寺に欅ずくりの1枚の掛け板がかかって
おりました。
 明恵上人がお弟子さんたちと高山寺に住んでいたころに皆が守らなけ
ればいけない規律を書いた、古い古い掛け板です。その一番最初に、
 「阿留辺幾夜宇和」 (あるべきようわ)
 とあって、その後に、お寺で守るべき1日のお勤めの次第や行儀作法
が続きます。
 机の下にお経を置くな、筆を口でなめるなとか、お掃除の仕方、ふきん
の始末まで、こと細かく教えているのですがそのなかに、明恵上人のと
ても大切なお言葉が含まれています。
 ---省略ーーー
 つまり親は親らしく、娘は娘らしく、学生は学生らしくありなさい。この
”あるべき様” に背くことが、諸悪の原因になるのですよ、と説いてお
られるのです。
 たとえば、奥さんには奥さんの、愛人には愛人のあるべき様というも
のがあるとします。
 もし愛人がそれに背いて奥さんのように振るまったり奥さんの領域に
踏みこんでいけば、当然醜いいさかいが起きて、不幸な結末につなが
ることでしょう。
 ついでにお話ししておきますと、私は愛人とお妾さんはまったく別の
存在と思っております。というよりも、愛人の立場は認めても、お妾さ
んの座は認めたくないのです。
 自分で働いて自立している女性が、たまたま愛した相手に妻子があ
った、というのは仕方のない場合もあります。でも、セックスを代償に男
から養われ、何もしないでその座にあぐらをかいているのは不潔な感じ
がします。
 先日も、31歳だというある女性から相談を受けました。19歳のときか
らずっとお妾さんばかりしてきたと聞いておもわず怒鳴りつけてしまいま
した。
 「……あなたは、いったい何をしているの!まず働きなさい!」って。
 働きもせずに、お金をもらって男が来るのをただじっと待っている。そ
んな生活が19や20でできるということ自体が、もうおかしいとしかいい
ようがないのですね。
 その女性は 「今のパトロンがやきもち焼きで表に出ても怒る」 と言
うのです。
 が、そんな男にただでさえ難しい形の愛を、まっとうできるはずがあり
ません。その女性が私の庵に相談にみえたのも、2人の関係が男の妻
に見つかって男から 別れ話がでてきたからです。
 「愛しているけど子どもも妻も捨てられない。やっぱり別れよう」 と言っ
たそうです。その程度の男なのです。
 少し明恵上人からそれてしまいましたッね。
 上人のお言葉は、その伝記のなかにも でてまいります。
 
 「我に一(ひとつ)の明言あり。我は後世を資(たす)からんと申さず。只、
現世にあるべき様にて有らんと申也」
 
 とあって、明言とは、 「阿留辺幾夜宇和」 の七文字だと言いきってお
られます。
 自分は来世へ行って、極楽へ行きたいとか、そういうことは望まない。
ただこの世でいかに精いっぱい、「あるべき様」 の生きるかということが
自分の望みだ……という意味ですね。
 明恵上人の生きた鎌倉時代は、庶民のあいだに”現世は苦しいものだ
とあきらめて、来世で極楽浄土に生まれましょう” という末法思想の流布
したころでした。
 そして法然上人や親鸞上人が、、その庶民の願いに救いの手を差し述
べたわけです。
 それに対して明恵上人は、
 「未来なんか、どうだっていいのだ。この世をないがしろにして、来世が
あるものか。そんなものはない。現世でこそ人はそれぞれの立場で、そ
れぞれ最もそれらしく生きることが大切だ」  と説かれたのです。
 「あるべきようは」 ……。
 とても簡単な言葉でありながら、私たちが今どう生きたらよいかを、
 明恵上人は明確に教えてくださっているような気が、私にはいたします。

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 お経の本やお数珠は、必ず、下に置かないで 大事にすることですよね。 
 
 「未来なんて、どうだっていいのだ。 この世をないがしろにして、来世がある
ものか。 そんなものはない。 現世でこそ人はそれぞれの立場、それぞれ最
もらしく生きることが大切だ」                    明恵上人
 
 これを思うと。思うのです。 今をちゃんと生きないとね。来世とか、死んだ後
のことを考えるなど、おこがましい私だとね。 毎日を頑張るわ。
 
  短歌

     咲いた咲いた散る散る桜はなびらの絨毯だあ花筏だぁ

     あるべきようそう生きたいがついついと背伸びしているひとりの私

     友の文「傘寿の祝い」もうすぐと「元気になるわ」喜びつたふ

 俳句

      散り始め散ってしまうか桜かな

      夜桜や公園に人楽しそう

      去りゆく友後ろ姿や春の風

 川柳

      背伸びして生きるはやめよう春のどか

      ホントかな梅一輪で匂うかな

      仁王さま阿吽しているかっこいい
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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