おばあちゃんのひとりごと

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幾つにになっても可愛い小さい子供







       過去を思う亡父母に心配を掛け過ぎたそのままに逝き情けなき吾

             

             嫁ぎ 大家族のなか 子育て真っ只中
             一番 苦労をしているときに
             まだ 全く 泣いてばかりのころ
             父母は逝きました
             

             きっと 心配ばかりだっただろうなあ
             

             小さい頃
             父の傍で妹と遊んでいると、頭を撫でて
             「お前たちは可哀想だなあー」
             寂しげな顔で言うのです
             
  
             小さい頃でわけも分からず
             父の心も理解出来ませんでした
             父が私たちに言っていると
             母が怒ったように「そんなこと言わないで…」

             
             どうして 父が言っていたかを知ったのかは
             忘れましたが 年を取ってから生まれ
             親と早く別れるからだというのです


             本当に優しい父だったなあー
             電車に乗っても 父の方が年よりなのに
             席が一つだと私に座らせるのです


             周りの人が見たら 親不幸な娘ね
             でも 親の気持ちが分かるので座るのです
             幾つになっても わたしは小さい子供なのです             
             親とはいいものです。なんでも受け止めてくれてた。


             「どうしてこんなに苦労があるの?」
             「いつになったらなくなるの?」
             「いつになってもあるものだよ。家に無くてもー」
             「こうやって娘が持ってきてくれる」
             甘えた娘で亡くなるまでこんな調子だったなー


             きっと 心配で死ねなかったことでしょう
             死ぬまで甘えさせて貰っちやいました。
             
             
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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