おばあちゃんのひとりごと

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「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候」   良寛さま

 生れた以上、生きるといふことは、生きる本人の問題である。
 さう思って何にもめげずに生きて行くべきであると思ふ。
                              広津和朗

 昨日は、しっかりと歩いた。 2時間以上かなぁ心よい疲れでし
たが、まだ、残ってしまってる朝です。 街の中の風景をみつつ
家族連れが歩いておられ、だいぶ、後に4歳くらいの男の子がね。
店内改装工事してるおじさんを見て、不思議に思ったのでしょう。
「何してんの?」 その子は声をかけ、慌てて自分に驚いたように、
両親の方へとことこ走っていき 数人でやっておられた一人が優し
そうな笑顔で、見送るように見ておられ、微笑ましい光景でした。
 幼児っていいね。 そうやってあちこち興味のあるものを見る。
 ああやって魅かれて見詰めて育っていくのでしょう。 声をかけ
たものの返事も聞けず、ついて走り 家族の後を追いかけてゆく。
 なんか急に恥ずかしくなったように思われたのよ。ちいちゃくて
可愛いらしい子どもの一瞬。 微笑ましいわ。 あの子の心のう
ちは分からないけれど・・・ね。

         小さい子ども

      おうちの中の店内で、脚立にのっての工事に  きっと
      それが何をしてるんだろうな・・・可愛い男の子
 
      その幼児 ちょっと 立ち止まり 小さな声で
      「なにしてんの」 と キョトンし言っている

      おじさんが優しい笑顔で笑っていた
      その子 自分で自分に びっくりしたのかしらん

      ご両親は前を見てる 知らない みていない
      そんな一瞬 ほんの 人コマ

      その子が走て去った その後ろ姿を見ながら
      どうぞ いいことにいっぱい出会い大きくなってね

      みんな みんな そうやって 大きくなる
      どんなことからも 智慧をつけて 賢くなる

      心の中で 手を合わせ 幸せを祈る
      どうぞ 楽しい嬉しい日々をと 願ったの
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人生実りの言葉      中野孝次 著より

 災難と死
 しかし 災難に逢う時節には 災難に逢うがよく候 死ぬ時節には
死ぬがよく候 是はこれ 災難をのがるゝ妙法にて候
                                    良寛 

 良寛といえば、手毬をついたり花を摘んだりして終日遊び暮らした遊
戯の僧というイメージがまず来る。 それはそれで間違いはないのだけ
れども、良寛は何よりもまず本格的な修業を積んだ禅僧であった。 草
庵にあっても坐禅は怠らず、その精神の根底にはつねに生死に関しす
さまじいまでもの達観があった。 それがたまたま表に出たのがこの言
葉だが、これだけとりだしてみれば恐ろしいようなことを言っているので
ある。この言葉は越後に地震が起こって大被害が出たとき、親しい人に
送った手紙の中にある。
 ーーー省略ーーー
良寛はそこに住む知人の山田杜睾(とこう) あてに慰めの手紙を書いた。

 地しんは信に大変に候 野僧草庵は何事もなく 明るい中 死人もなく
 めで度 存 候(めでたくぞんじそうろう)
  うちつけにしなばしなずてながらへて
  かゝるうきめをみるがはびしさ

 そのあと、引用した 「しかし」 以下の文言がつずくのだ。 この前半は
きわめて尋常な報告である。 歌は、地震でだしぬけに死んでしまえばよ
かったのに、死なずになまじ生きながらえたため、今日はこのように辛いあ
りさまを見ねばならぬ、哀しいことだ、の意。 それにしてもそのあと突然に
なぜこういう強い諦念の言葉が出てくるのか。 地震を契機として、はから
ずも良寛の日頃のすさまじいまでの覚悟が、ぬっと姿を現わした感じであ
る。
 災難というものはいつ人にふりかかってくるかしれない、が、災難に見ま
われぬ人はなく、あなたとてその例外ではない。 だから災難に襲われた
ときの心得をあなたにお教えしておくが、それは、なまじ逃れようとじたば
たしないで、真正面から災難を受け取るがよい、ということにつきる。
 逃れようとあがいたりしては、災難は大きくなるばかりだ。
ーーー省略ーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 いつも、この良寛さまの言葉が心に残りあるのです。 最近の自然の不気味
さを感じるなかに・・・・・・思うのです・・・。

   短歌

      一歩も出ず家にこもりてだらだらと怠け者となりそれもよしとす

  俳句

     扇風機が読書の友や心地よき

  川柳

     仁王さま好きでときどき会いにゆく
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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