おばあちゃんのひとりごと

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秘すれば花なり 秘せずは花なるべからず

 すぐれたところがありながら、疎んじられる人がおり、欠点
 だらけでも好かれる人がいる。
                      ラ・ロシュフーコー

 昨日は朝、少し早めに出掛けました。 たまに会う女性に会いたいなぁ
と、心の中で願いながら歩いていたのです。 本当にちゃんと叶うのです。
向こうから手を振って近ずいてこられました。 暫く一緒に話しながら歩き
「あのね、今日は会えるように・・・願っていたら会えたの ・・・・。 
不思議なんだけれど、そういうこよってあるよね。ねえさんのことも元気
にしてるかなあーって心で思っていたら、(ひとまわりも上ですものね)
 「元気してる・・・。 私も口は達者だけれど、体がついてこんわぁ・・・」
と、亡兄の嫂から電話が入り話しができて、元気な声で、安心しました。
 なんでも案じていたり、心におもっていると不思議と、自然に繋がってい
てね。 そう感じて ありがたい。ありがたい。

         心に思うだけで・・・

       だって ちゃんと 神様や仏さまはみておられ
       まもってあげたいと思っておられる
     
       だから 良いことだけを思う
       だから いいことだけを言葉にする

       悪い考えをしたら
       悪い言葉を言ったら

       仏さまや神さまが あなたの望みなのねと
       悪いことまで叶えて下さると思うからね
----------------------------------------------------------
 人生実りの言葉              中野孝次  著より
 {秘すれば花}
秘すれば花なり 秘せずば花なるべからず
                           世阿弥 「風姿花伝」

この意味は、芸能の道のことで、その家々に秘伝がある。 その秘伝
というものは、人に見せず、何であえるか知らせず、秘め隠しておくか
らこそ、いかにも大事げに見えるものなのだ。 もしそれを世間に発表
してしまえば、秘伝などといっても大抵は 「なんだ、こんなものか」 と
いう程度のものだ。 だが、それで、なんだか大したこともない、つまら
ぬものではないか、というような人は秘伝というものの持つ大きな意義
を知らないのである。 秘伝というものは、厳重に秘匿して、一子相伝の
人以外に見せぬようにしておくからこそ、大きな効用があるのである。
 あらわにしては効用は失せる。 と、表向きの意味はそういうことだ。

 しかしわたしは、若い時分から、そういう限定された意味でなく、もっと
広く、物事すべてにおいて 「秘すればこそ花」 はあるのではないかと
思ってきた。 芸でも、そのほかの才能でも、初めからあるったけ外に出
して世間に公開してしまったのでは、なんの味もない。 たとえ才能があ
っても、いざという時がくるまでなるべくならば隠しておいた方が、それが
顕れたときの効果が大きい。 そういうふうに一般化してとってきた。そし
てそのところうがヨーロッパ分化と日本文化のの違いの一番大きなところ
だと思っている。 向こうは顕、こちらは秘なのである。

 忠臣蔵が日本人の好みに適ったのも、あれがそういう美意識にぴったり
くる劇だったからだろう。 大石蔵助自身が、この非常時になるまでは昼
行燈といわれるくらい才能の隠れた存在だった。 それがいざという時に、
なってとつぜんみごとな行動を示したから、花はことにも鮮やかに人目を
打ったのだ。 志を隠して茶屋遊びにうつつをぬかすのも 「秘すれば花」
の理に適っている。
 そんなふうに見ていると、この
 
  「秘すれば花なり、秘せば花なるべからず」

 は、その本来の限られた意味をこえて、日本人の美意識の中に深く入り
こんでいると言えそうだ。

 ともかく現代の恥知らずな露出万能の風潮に食傷した人間には、昔のそ
ういう 「秘められた花」 「いき」の文化が、なんとも懐かしい。 そして昔
の人間の方がずっと奥深く上品だったなあと思うのだ。

ーー省略ーー

 日本人は昔からおしゃべりを軽蔑してきた。 男は口数少なく、しゃべると
きは僅かの言葉で決定的なことだけを言うのをよしとしたきた。 が、それも
変わった。 テレビの政治討論などをたまに覗くと、大の大人が言葉の奪い
合いで、恐ろしい早口でまくしたてるのが、現代人の喋り方だ。口数の多い
方が勝ちなのである。

 それらを見たり聞いたりするにつけ、わたしはやはり昔の 「秘すれば花」
の美意識の方を奥ゆかしく、上品だと思わぬわけにはゆかぬのである。

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  短歌

     暑くなった歩いていると汗が出る日焼けもするなもう真夏だわ

  俳句

     かき氷見ているだけで満足し

  川柳

     犬や猫毛皮着てて暑いよね
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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