おばあちゃんのひとりごと

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世の中には無数の男と女がいます。

 世の中には無数の男と女ががいます。 その中から、夫婦となり、
 あるいは恋人となる。 これはきわめて不思議な出会いであり、
 貴重な結びつきといわねばありません。
 しかし 昔から 「会うは別れのはじめとか」  といいます。 稀有な
 結びつきにも、別離のときが来ます。 離婚、恋の終わり、そういうこ
 とがなくても、二人を引き裂く 「死」 という運命を人間が逃れられぬ
 かぎり、必ず 別れのときが訪れます。
                                   小島直記
 なんていうか、胸にジーンとくるこの言葉。
 誰もいい出逢いでありたい。 悲しい事件のたびに、いい人に出会う
誰もが、いい人であり、いい出会いをしてほしい。 そう願うのです。
 
 偶然にご近所さんの可愛い子らに会う。 手を振って待っててくれる。
「何処に行くの?」 と聞いたら、「かき氷食べにいくの」 といった。
 いいものだなあと思いながら別れた。 いろんな出会いに感謝し今日
は過ぎてゆく。 ふと あの子らの心にどんな私の姿が残っているん哉。
ひとりそんなことを思いながら、帰る。 
 
   おかあちゃんの声

 秋の夕方は
 子どもながらにも
 なんかさびしく思ったな
 暗くなるのが 早いことが
 なんとなく ただなんとなく寂しい

 夕方になると
 あっちから こっちから
 「ごはんだよ! 帰っておいで」
 声が聞こえてきて ひとり
 またひとりと 帰っていく

 そのときの寂しかった
 その気持ちが 蘇る
 こんな老いた今も
 お母ちゃんの呼ぶ声が
 聞こえてくるのだ 

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 人間・出会いの研究                  小島直記 著

 出会いによる開花

 すぐれた素質が眠っていて、それがあるとき大きく開花するという人生の
不思議には、出会いがその原因となる場合が少なくありません。
 その出会いには、いろいろの場合があります。 宝塚少女歌劇団の昔の
スター高浪喜代子の場合、それはフランスの作家フローベル原作 「マダム
ボヴァり―」 という長編小説でした。 喜代子の可愛いが、背は高くなく、
おきゃんなところがあるyかと思うと、また静かなところもあるというタイプだっ
たそうです。
 その娘があるとき、その養成学校の教師だった丸尾長顕のところに来て、

 「私はスターになりたいけれど、いっこうスターにになれません。 スターに
なる方法があったら教えて下さい」

 と、相談したといいます。 丸尾は、ちょうど出版されたばかりの邦訳 「ボ
ヴァリー夫人」 を読んでいたところだったので、
 「この 「ボヴァリ―夫人」 を読んだら、きっとスターになる」
 と、答えた。
 「当時、フローベル原作の翻訳書が出ていたが、訳が読みずらいものであ
った。 しかし、彼女がより知的になったら、そのときにチャンスをつかむ女だ
と思って、あえてすすmけたのだ」 と、彼は書いています。
 「そんなら読んできます」
 喜代子はその本を持って帰った。
 いsつぺん読んできた。 まだスターにならない。
 二度読んできた。 が、すたーにならない。 丸尾の目には、まだ輝きが感
じられなかった。 三度読んできた。 まだスターにならない。 しかしながら
なんとなく知的な面が感じられるようになっていた。
 「三度読んだけれどスターにならないじゃないの」
 
「じゃあ、もう一度だけ読んできてください。 もう一度読めば、かならずスター
になる。 ならなかったら、私が切腹してみせる」
 喜代子は真剣になって、四度読んできた。 そしていったのです。
 「スターになろうと思って四度も読んできた。 だけど、もうスターにならなくて
もいいの。 この本を四度読んで、人間の感情というものが、こんなにデリケート
なものだということを知りました。 だから、丸尾さんにダマされてもいい。 もう
スターにならなくてもいい。 この本を四度読んで、そういうことを理解しただけで、
私は満足します。 あなたにダマされたけれども、得はとりました」

 ところうが、喜代子は間もなくスターに」なったのです。 フローベルの 「ボバァ
リ―夫人」 を四度読むうちに、おのずと人間革命が行われて、じつは知的な魅
力の持ち主となっていることが歌劇団の首脳部にも感じられたからでした。
 「ボヴァり―夫人」 との出会いこそが、彼女の才能を開花させる原因でした。

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 短歌

   ありがたいなんでもがすべて思える日老いの一人は嬉しき日なり

 俳句

  生ビール飲みたい今宵夢でみよう

 川柳

  夏休みもうすぐ終わる子ら眺む
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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