おばあちゃんのひとりごと

Entries

こころのなかで感謝しながら悪口を言えばよい」

 女あり 二人ゆく 若きはうるわし 老いたるは なお うるわし
                             米詩人 ホィットマン

 まことに新婚の若い夫婦の悦びに充ちた姿は花のやうにこの世を明
るくしてくれるが老いたる夫と妻が変わらない愛情でいたわり合って、
暮らしている有様は、それ以上にも美しいものに見えるのである。
                             野上彌生子

 年寄りになれば、経験がその人間を知恵者にしてくれそうになる。 
ところうが、ちょうど、その頃、もうろくもまた彼に追いつく。
                             吉川幸次郎

 そうですよね。 老いるとは知らずに忍びよる。  老いることを知る。
とても大事だと思うのです。 気がつくと もう 相当に 老いていた。
という私。 アッハ アツハ とわらえるのです。そうそう、むかしはよくあち
こちで、「もうろくした」 と言うのを聞きましたが、今は 「ぼけ」 ですね。
 さぁ、老いを上手に過ごさないと、ね。今日も、また、老いました。
 だから・・・・。

 なお美しく老いたい

  あっという間
  老いはくる
  誰も 老いる
  
  老いこそはどうにもならない
  だから こそ
  うまく 老いてゆきたい
  
  気持ちのよい
  美しい老人に
  なりたい

--------------------------------------------------
  がんばらない
 がんばらない               ひろさちや 著

 悪口 ---言わせてもらえうという感謝のこころを

 息子の嫁を嫌ったお婆さんが、老人ホームに入った。 ああ、せいせ
いした。 と、お婆さんは思った。 そして老人ホームの連中に、朝から
晩まで嫁の悪口を話して聞かせた。 仲間はお婆さんの話に耳を傾け
てくれた。
 だが、一ヵ月もすると、彼女の話の種はなくなってしまった。 一生か
っても言い尽くせないほどの悪口の種を持って、老人ホームに入って
来たはずなのに、たった、一ヵ月で悪口の種はつきてしまったのだ。
 
「いまとなっては、悪口を言える嫁がなつかしい。 孫の顔を見たい。
さびしい・・・・」 と、
 涙ながらにお坊さんに訴えたお婆さんがいたそうだ。 そんな話を
教わった。
 このお婆さんは正直である。 そして、ちょっとものの考え方を誤ったの
である。
 お婆さんが嫁の悪口を言えるのは、嫁と同居しているからである。 そ
れが証拠に、別居すると、たちまち悪口は言えなくなる。 だとすれば、お
婆さんは悪口を言わせてもらえるそのことで、嫁に感謝すべきなのだ。
 なにも、悪口をやめる必要はない。 やめられるのであればやめればい
いがやめられないのが凡夫の性(さが)である。 だから、わたしは、お婆
さんは嫁の悪口を言えばいいと思う。 しかし、悪口を言いながら、嫁に感
謝すべきだ。 
 「ありがとう、悪口を言わせてくれて・・・・」 と、
 心の中で感謝しながら悪口をいえばよい。  あるいは、嫁に、

――悪口大菩薩ーーー
 
 と、渾名をつけて、嫁をほとけさまと拝みながら悪口を言わせてもらえば
いい。 そのうち、きっと、お婆さんのこころが変わるだろう。 いや、変わら
なくてもいい、その拝むこころがあるだけで十分である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 短歌

   秋の夕日美しきかな過去も今そして未来も永遠になれ

 俳句

   秋が来たいい湯だな風呂一度上げ

 川柳

   善き種を蒔き悪しき芽はよくしたい
スポンサーサイト

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽