おばあちゃんのひとりごと

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「お嬢さん 愛情があれば、台所のゴミは少くてすむものです」

 「ものごとは、自分の思うとおりにうまくいくものではない」
 「失意のとき無気力になってはならぬ、冷静に判断して、適切に
 処置していく勇気をもつこと」

 本の中で書かれていた一節のことばです。 バレー部員の少年との
こと。 身長不足のために正選手になれない。 この失望のとき、この
 ”二つの大切なこと” を自覚したとのこと。

 思い通りにはならないことの多い、そして、失意あるもんです。 その
中で、勇気もちたいもんです。すっかりしょげてつい自暴自棄なること
もあるでしょう。 少年の考えの深さに・・・。ね。そうありたいもんです。
 老いた私は考えさせられます。 もっと考えてしっかりと、この毎日を
大切にいきないと・・・。 こういうしっかりと考える少年が、育っていくこ
とがいいもんです。
 
 自分の顔を美しくする

  だから
  どうすればいい顔になれるか
  考える
  それは
  
  その心は 顔になっている
  ということに気ずかされる

  周りの人の顔 顔
  見える 見えてくる
  
  案じている心
  汚い心
  怖い心
  悪い心
  意地悪な心
  失意の心
  怒っている心
  綺麗な心 
  美しい清い心
  愛情あふれる心
  幸福な心

  みんな あなたのこころが
  自分の顔なのです
  
  いい顔になるためには だから
  何をすればいいかわかると思うな

  よいこころを磨く
 
  なんといったって そこなんだ
  だから こうして 考えると
  自分の心が一番大事

  あーあ こんなおとしになっても
  なかなか なれぬもんじゃ 
  死んで逝く その日までには
  仏様にお会いして恥ずかしくない顔に
  なりたいもんだわ うっふふ がんばろう
--------------------------------------------------------
 こころの開眼           松原泰道 著

 足元のごみひとつを拾おう

 --省略ーー

 作家の幸田露伴さんは、娘さんの倖田文さんを教育するのが
二条に厳しかったようで、禅宗坊主そこのけの教育のしかたで
す。 小言をいわれて、文さんが 「どうしたらいいんですか」 と
聞くと、 「ばか、自分で考えろ」 というだけだったそうであります。
 あるときなど、露伴は文さんに 「おまえは台所で炊事をするが
々料理をしても、お手伝いさんがすると、炊事場のくずが少ない」
おまえがすると、厨芥が多い。 少し考えろ」 と叱ります。
 そこで 「お父さん、どうしたらいいでしょう?」 と聞くと、また 
 「ばか、自分で考えるんだ」 というだけだったそうです。
 お手伝いさんに聞いたら、いい言葉をいうのです。 
 「お十さん、愛情があれば台所のごみは少なくてすむのです。 
野菜でいえば、大根のしっぽだ、ニンジンの皮だといって捨てます
けれども、生きている時は捨てるところはどこにもございません。
 皮もしっぽもみんな大根やニンジンの命を保つのに大事な体の
一部だったのですよ。 それを思えば捨てるところないでしょう」。 
愛情さえあれば、捨てるところをなんとか工夫して使っていこうと
なります。 そこで、だんだんごみが少なくなってきた。
 流しの一隅の小さなごみ受けへお皿一枚、茶わん一つ、ゆす
いだ水をそのまま捨てずにあけると、魚の骨についていた煮だま
りでも何でも最後はとれてしまって、文さんの言葉をかりると、
 「さわやかなごみになる」 これは、 「こんなこと」 という幸田文
さんの随筆にある話です。
幸田さんがお父さんから 「庭野ごみを取れ、草を引け」 といわれ、
 「まだ、一本か二本しか生えていませんから、もっと生えてから
取ります」 といったら、また雷が落ちた。 「気のついたときに一
本とることが、庭がいつでもきれいになることなんだ。 ためてから
取ろうなんて思ったら、いつまでもむさくるしいぞ」 と、禅僧の話に
もそういうお示しがあります。
 しかし、気のついたときに庭野草一本取るというのは、庭の草だ
けではありません、 「煩悩無尽誓願断」 とはやはりそういう心掛
けが必要だという教えではないでしょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 わたしは、幸田露伴さまのことを書いた本を少し読んだことがあり
お母さんが亡くなられ、後妻にまかせておけず、文さんを躾られた、
ことを読み、愛情がいいなあぁと思っていたら、また出会いました。
 「すべてを、深く考える・・・」 そこが大事ですよね。 そこで、一瞬
ちょっとでも、考えるというか、間をおいて行動すると、悪いことなど、
しないのではないかなぁと思うわたしです。 厳しさも愛、優しさも愛
その愛を気ずける人でありたい。

 短歌

  親の愛怒るも𠮟るも愛優しさもその愛を知り育ちゆく子ら

 俳句

  菩提寺は萩咲きご先祖合う彼岸

 川柳

  政治家の顔を見ながらその心は

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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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