おばあちゃんのひとりごと

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陰の世界から陽の世界へ変わってきた。それから病気せんようになった。

 働くことが命のようであった祖母は よく私に 「人間は自分の口
 から一度出した言葉は、二度と戻ってこんからな、気を付けよ」
 と戒めてくれた。 今も祖母を思い出す時、失ってはならない人間
 のやさしさに、心が温もる。
                               瀬上敏雄

 今日は秋晴れの日曜日。 朝友人から突然に電話がありまして、
「今日行っていい・・・。」
「うん。いいよ。待っているよ」 と切ったら。また他の友人から電話
が入り、「工芸展があるから見に行かない」 って、ありがたいこと
に時間がちょうどずれていてね。 ありがたい。 ありがたい。

 だから、私はとっても幸せ。 友人が車で次の友人の約束場所
に送ってくれて、なんというありがたい。こんなとき神仏はしみじみ
おられ守って下さっていると、感謝しいちゃいます。
 工芸展の作品の素晴らしさに、眼がはなせません。 息をのむの
です。 日本工芸の凄さを目の当たりにし、こうしてチャンスをくれる
友人に感謝です。 いい一日、秋の夕焼けが美しい。 ありがたい。

    しあわせな暮らしには

   明るい世界がいいのです
   あかるくいることがいいのです

   暗い世界にいたならば
   すべてが暗くなっちゃうわ

   心が暗くなったなら 周りもみんな暗くなり
   体も暗くなっちゃって 病気をよんじゃうよ

   だから いつも陽気な心でね
   病気だって 消えていく

   心も体もあかるいがいいね
   すべてに感謝し 健康になるよね

   だから いつもポジティブ
   だから ネガティブは消すの
 
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 詩人の颯声を聴く           坂村真民

 あらゆるものに呼吸を合わせる
 ---そういえば、先生はお体が弱かったとか。
 
 胃ガン、膵臓ガン、肝臓ガン、もう、目の前でいわれた。 だから、
死ぬかも知れんから、生命保険から何から最高を掛けた。 審査し
たお医者さんが、「坂村さん、本当はあなたの体は合格せんのです」
と、(笑)しかし、かけられるだけ掛けたから、合格せんと、お医者さ
んも会社もお金もらえんから、合格出来るようにしときます。と。

ーーーーそれはおいくつのときに。

 四十代です。 そのころにはもう、目も見えないようになっていまし
てね。 宮沢賢治の 「雨にも負けず」 という詩を大きく書いて、部
屋に張っとったんです。 そのときはもう、日光を遮断しましてね、勤
め先も休んで寝っとたんです。

 ---ああ、そういうことがあったんですか。

 そうしたら、見えるようになりました。 いまはもう、どんな字でも見
えます。 ポケット版の英語辞典の小さい字でもみえます。 
 それで、ぼくは念じたら、そうなるというんです。 ぼくは、ある人が
八十二になっても眼鏡をかけず、雑誌を続んでおられるのを見て、自
分もいつかはあなりたいもんだと思っておったら、ここ三年くらい前か
ら見えるようになった。 昔は眼鏡を忘れると立ち読みもできなかった
が、いまはもう、どんな字でも続めます。 だからそのままでいいので
す。 私は念じたら、目も見えるようになるんや、と。

 ---ご自分の体験でね。

 ただ、詩的な表現をしてるじゃない。ぼくは全部そうなっているんや、と

 ---その後は、もう全然、病気をなさらないんですか。
 
 それはすべて合わせていくからね。そういうのをいつの間にか、体につ
けてきました。

 ---合わせると言うのは年齢に?

 いや、宇宙の回転かな。 逆に回さんですわな。 私が宇和島というと
ころで、高校の教員していたころ、生徒を連れて 「泣き坂」 という大変
な坂を上ったことがある。
 すると、後ろからついてきた高校生が高校三年の女の子が、「先生は
どうしてこの坂を平気で上って行くんか。 私らは息もできん。 先生は、
上の方にススキがきらきらと光ってるといわれたが、どんなに光っとって
も私らは辛うて、そんなの、見えん」 というんです。
 で 「ああ、そうか。この山やら木やら坂やら、そういうのに呼吸を合わ
せていくから、ちっとも無理をしない。 お前たちはむしゃくしゃしてるから
余計、きついんや。 あらゆるものと呼吸を合わせていったら、どんなに
苦しいときでも苦しくない。 これはちょっと難しいが、ぼくがいったことだ
けでも覚えておけ。 呼吸を合わせると、あらゆるものが無理せずにスム
ーズにいく。 それを合わせずいくから、病気になったり、不幸になったり
運命が逆転したりするんや」 と。

 「鳥は呼吸を合わせて逝くから三千世界を飛んでくるんや。魚も呼吸を
合わせて泳いでいるんや」 と。

 ---それを大病の後に体得された。

 ええ、だから、ぼくの詩に 「桃が咲く」 というのがあるんです。

       病いが
       また一つの世界を
       ひらいてくれた
       桃
       咲く

 それは、本当に死ぬ思いでした。 そのときは生きていこうという気力
もなくなったんです。 そこを通り越してきて、何かしら 命というものが
よみがえってきたときに、ひょいと見たら、隣の家の桃が満開でした。
 それから、私の世界が変わってきたですよ。 一種の悟りでしょうかね。
陰の世界から陽の世界へ変わってきた。 それから病気をせんようになっ
た。

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  短歌

    幼孫が 「おばあちゃん」 と呼ぶ声の心地良きかな幸を感じる

  俳句

    友と会う語る時間や秋の風

  川柳

   またしても銃の悲劇やアメリカだ

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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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