おばあちゃんのひとりごと

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消防士の横を走り抜け、火の中へ飛び込んで行って一匹ずつ子猫をくわえて出てきた……

 死中有活、苦中有楽、忙中有閑、壷中有天、意中有人、腹中有毒。

                       安岡正篤


 これは、読むだけで何となくわかると思うけれど、大好きですね。ハッとし

気ずかされました。そうだよねとね。

 昨日は暖かな一日となりました。散歩がてらに出かけ、ひとりでランチに、

本を読みながら食べていましたら、そこへ5人の若き美しい女性らがこられ、

そばのお席に坐られました。みんなが育ちが良さそうで明るく話す姿が素敵で

なんだか自然にほほ笑んでこられ、最近の若い女性ではそういう方をあまりお

見かけしないと思っていましたので、戸惑いつつうれしくなりました。

 私は、食べ終わりかえろうとしたら、その中のおひとりが、ほほ笑んで、声

をかけてこられたのです。思いもかけずのことでね。びっくりしました。

「おいしかったですか~~」

「ええ、おいしかったですよ~~お若くていいですね」

「なにを、選ばれたのですか?」

「これよ。皆さんは大学生ですか。お美しい。素敵です~~」

「はい。もうすぐ卒業です。また、お会いしたいですね~~」

「ありがとう。またね。バイバイね~~」

 と、さわやかに話しかけてこられ、こんなに、若い方たちが親しげに、

ほんの、一瞬の会話ですが~~お店の方も、笑顔で見ておられた。

 誰か知っている方……? と思えるほどやさしい笑顔の若いお嬢さん方、

「ありがとう」なんだか不思議な感じのして楽しくなりましたのよ。



  ★ 心配しないでね ★

          フェアリーグランマ


   なんでもが

   いろいろとある

   次から次へ


   でもなんだって

   なんとかなっていく

   だから心配しすぎないで


   なんでもに

   取りこし苦労はしないで

   なんとかなるもの


   なってから考えたらいい

   それから考えても大丈夫

   ゆっくりと考えればいい道はできる


---------------------------------------------------------------------------------------

 朝には紅顔ありて

              太谷光真 著


 打算や物事への執着のない

    生き方を忘れていませんか?

 

  ---省略ーーー

 数年前、テレビのニュース番組で、赤身が出るほど大やけどをしたネコが

点滴を受けている写真が紹介されました。 

 そのネコのお乳には、5匹の子猫が吸いついて、いました。ネコが子を生

んだ自動車工場の倉庫が、火事になったのです。消防車が駆けつけて消火作

業をしていると、消防士の横をこのネコが走り抜け、火のなかへ飛び込んで

行って一匹ずつ子猫をくわえて出てきたといいます。出てくるたびに身体に

やけどを負い、体力が弱るのが、見ていてわかるのだそうです。とうとう5

匹を助け出したときには、ネコはその場にッへたり込んでしまいました。そ

の姿を見た消防士が、仕事を終えてからネコの親子を動物病院へ運び込み、

何とか一命は取りとめたという映像でした。


 私はこのニュースが大変印象に残っています。私たち人間にはなかなかで

きないことです。 

 このように、他のいのちのために自身のいのちを投げ出すことのできるよ

うなこころを持った方が仏さまなのです。

 ----省略ーーーー

 仏教には「無財の七施」という言葉が登場します。財産のいらない、七つ

の施しという意味です。

 七つの中身は、人にやさしい眼差し、柔和な顔で接する、眼施、和顔悦色

施。他人に対してやさしい言葉で接する、言辞施(ごんじせ)。自身を正し

くして、人に礼を尽くす、身施(しんせ)。愛情のこもったこころで相手に

接する、心施。人びとに座席を譲ってよろこぶ、床座施。部屋や家屋を、他

人と温かく接する場所にしていく、房舎施。

 この無財の七施には、ことさら財産や金品はいりません。


 もちろん、現在の私たちには仏さまのようなことはできません。しかし、

仏さまのまねごとはできるはずです。それによって、やりとげることのむず

かしさ、仏さまのおこころの素晴らしさを感じられるはずです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 なんだか、人間の親子の情も、こういうふうでありたいですね。

 その消防士さんの優しさが嬉しい。涙。

 最近のニュースを見てて、このシーンが浮かんできてジーンとします。


短歌


 いつの日かひとりになると思いもせずひとりになっても楽しめてる


俳句


 雛は涙だしているだろ押入れで


川柳


 寂しさもひとりもいいな日々感謝



 

*CommentList

<タフでなければ生きて行けない。やさしくなければ生きている資格がない>レイモンド・チャンドラー

 欠点のない人間はないだろう。友人の欠点をとがめ立てて

 いたら、この世に友人というものはないだろう。

                       高見順

 


 そうですよね。若い頃はそうやって、そうやって、長い人生の中でいい友

と出会えるのだと思う。そうしているうちに友人のいいところが見えてくる。

とてもいい心友、信友、親友になるものです。


 さあ、今からはますます気温の寒暖差がひろがり、その差に疲れが出ます。

お体をお大事になさって下さいね。私も、気をつけて頑張っています。昨日

も5000歩を達成しました。こうやっていつまで頑張れるかなぁ~ふふふ。

そう歩きながら、いつも思うのです………?

 今日は穏やかにここいらは、晴れて最高気温は昨日より3度高くなり10度

予報です。しかし、山形県では、観測史上4番目の積雪とだったとか。大変

ですね。お気をつけてがんばって下さいね。

 今日は私の兄ちゃんの命日、昨日お嫂さんに手紙を出したけれど、兄ちゃ

んを思いだしてね。お嫂さんは手紙を喜んでくれるかしら?


 昨日はモーニングコーヒーに行きましたら、ひさしぶりに溌剌奥様と会い

ました。楽しい会話です。オリンピックの話やら、なんでも知っておられる。

だから、会話も弾みます。

 友人から手紙が着いていました。昨年、心臓の手術した友。一部分ですが。

 

ーーーーーー私は、恵方の観音様にお参りに行って来ました。

      すぐ前が海のかぼちゃで有名な観音様です。主人

      に乗せていってもらって行ってきました。そこで

      気学を勉強していた友だちも一緒に行き、かぼち

      ゃの種を煎じたお茶をいただき帰り、主人が恵方

      巻を食べるといい買って帰りました、私は歯が悪

      くてかじれませんーーーーーーーーーーーーー


 ふふふ。楽しい。なんだか、だんだん元気が出てきたようで、嬉しくなり

ました。私は、はじめから、恵方巻は食べなかったなぁ~と思い出し笑えま

してね。ふふふ。この友人も心優しきいい友人です。



 ★ 不満足のなかにある幸せ ★

               フェアリーグランマ


     不平不満や愚痴

     誰の心にもあるでしょう

     つい腹いっぱい言いたくなる

     でも ちょっと考えて

     すべてに満足してはいけないと思う

     不満足の中にあって

     心を満足感でいっぱいにする


     そのなかで満足して過ごす

     不平不満や愚痴」を満足するようにするよりも

     不平不満があるのは当たり前と思い

     そのなかで幸せと感じ過ごすことも

     大切なことだと思う


----------------------------------------------------------------------------------

 人間学

               伊藤肇 著


 解説

               藤田忠司


 私は今、一冊の本を見ている。

 『相撲求道録』---元双葉山・時津風定次著、黎明書房刊----である。

 考えてみれば、三十年前、高校一年生の時に初めて手にし、以後数え切

れないくらい読み返した本だ。この本はもちろん古今無双の名力士双葉山

の自伝であるが、トビラから始まって序、本分のすべてにわたってある人

物の精神が色濃く顕われている。


 「双葉の偉名天下に馳す

  精神錬養うたた窺ひがたし

  散人はじめて信ず木鶏の説

  この道如今また誰かある」


 この詩の作者、安岡正篤氏の精神である。木鶏とは何か?という高校生

の疑問は序の明快な解説によってすぐ解けた。 

 次に別の本で木鶏という活字に接したのは17年後であった。筆者の名は

伊藤肇、すなわち本書の筆者である。今となっては、その本の書名がわか

らない。というのは伊藤肇氏の著書は数多く、また木鶏の説はその大半に

引かれているからだ。

 木鶏との再会は同時に安岡正篤氏との再会であった。そして伊藤肇氏が

安岡正篤氏の高弟であることを知って、私はにわかにこの特異な文体を持

つ書き手に魅かれていった。

 私の伊藤肇氏に対する姿勢を一言でいえば私淑ということになろう。本

当は、この解説でも先生と書きたいのだが、直接師弟の礼をとったわけで

もない私ごときが勝手にそう呼ぶことはかえって非礼にあたると思い、あ

えて氏と書かせていただく。

 ----省略ーーー

 <タフでなければ生きて行けない。

  やさしくなければ生きている資格がない>

 タフとやさしさが絶妙のバランスで交錯するところが一流のお座敷とい

うものだろう。伊藤肇氏はそういう場に身を置いてぴたりと決まる持ち味

の人だった。逝いて六年。伊藤肇氏の代わりが務まるような人物は未だ出

ていない。いや今後永久に出ないかもしれない。なぜなら、「最近は財界

のトップが集まっても商売の話ばかりで、以前のように遊び心をもって裸

で付き合うということがほとんどなくなってきた」

 今はテクノクラートの時代、サラリーマンの時代、そして<奔競>の時

代である。伊藤肇氏にふさわしい一流のお座敷はめったにないであろう。

 <沈丁華 言葉少なに 別れけり>

 こういう句を重厚な評論の中にさりげなく配する粋を本書から学びたい

ものだ。本書には数々の古典的叡智、原理原則が説かれているが、それら

はいずれも伊藤肇氏固有の喜怒哀楽の信念と「人間」に対する深い洞察に

よって血の通った生き物になっている。

 露呈部分が魅力だというゆえんはそこにある。

                   (経済評論家)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 私は若い頃にこの伊藤肇氏の本に出会い嬉しかったわ。若く毎日が甘えた

若い嫁で、毎日、毎日が涙。この本を読んでは、心を自分で育てられたかな。

 *木鶏* は、私もう、以前、書いています。とてもいい言葉で好きです。


短歌


 ひとりゆえ冬の寒さもひとりゆえ我慢しながら春はもうくる


俳句


 窓開けて空気も冷えて冬の朝


川柳


 川端(康成)の「トンネル抜けたら」雪国ね



父の手に小さな涙がこぼれ落ちる。その清らかな涙は、父の手を心を暖かくぬらした。

  天風は肉体は生命を活かす道具であり「病は忘れることによって治る」

 と信じていた。

                    松本幸夫


 「病は忘れることによって治る」………ね。

 わあ~オリンピック選手さんたち、大活躍ですね。嬉しいことです。

 そうそう~~~

 忘れる。私には強い母でよく怒こられたもので ”調子が悪い” とか

”気持ちが悪い” とか、小さいころ身体が弱く、つい、言うわたしに、

母は叱ったな『あなたの一言でまわりの人がどう思うかを知りなさい』

………「誰もが心配するし、誰もいい気持ちにならないでしょ」………

 なんだか、キョトンとしましたが~~でも、そういうことって大事な

ことなのよね~~~嫁いで大家族のなか、へこたれずすごせた~~~

 これとはちょっと違いますが、嫁いだときに、大家族の中、なんにも

言えず調子が悪いなんて……なんにもいえずに、我慢と忍耐で……………

病気だなんていっておれなくて……不思議と丈夫になってました…………

だからありがたい。大家族でいろいろと成長できてありがたい。と思う。


 昨日は風が冷たかったわ~~オリンピックばかり見ていた。ちょっと、

外に出たら、寒すぎて散歩に行こうとしたけれども、やめました。

 ひさしぶりに洗濯も外に干しましてね。でも、寒すぎだわね。

 


  ★ 母の教えなんです ★

          フェアリーグランマ


   『愚痴も不平も不満も口にしてはいけない』

    母はいう

   『いらんことは口にするじゃぁない』

   『「疲れた」なんていうな』

   『「調子が悪い」なんていうな』

   『「うわさ話」はしてはいかん』

   『「我慢しないと…」』

   なんでもに小さい頃から

   教えられ注意された


   そうかあふーんそうなんだ

   でも だから というか

   そうやっていると

   口下手にお上手もお世辞も

   世渡り上手にもなれなかった


   それがいいだか悪いだか


   わかる人にはわかり

   わからない人にはわからない


   どうしても無愛想に見えてる

   だから笑顔が大事になんだと

   だから自然に笑顔になってた


   それでよかったかな

   よかったと思う


---------------------------------------------------------------------------

 一期一詩 <こころの詩>をよむ

                  瀬上敏雄 著


 涙はいのちの雫

 

    涙        河井酔茗(すいめい)


 私は泣いたことがない。

 一度あった―十七歳の時ー胸から出る涙の熱いことを始めて知った。

 其時のやうな熱い涙は何うしても二度と出ない。 

 人間の泣く時に泣けなくなった。 

 涙が霊魂(たましい)の底の方へ沈んで了って、

 いつかは此涙が、外にでることがあろうとは思うけれど、

 容易に出て来ない。


 三好達治氏にも「涙」という詩がある。とある朝、ふと抱き上げた幼子

の眼から、父の手に小さな涙がこぼれ落ちる。その清らかな涙は、父の手

をこころを暖かくぬらした。その涙は父と子のいのちを結ぶために、遠い

国から、遠い海から、祖父の曾祖父の、そのいのちをつなぐ遠い幻の故郷

から、父の手に届いた新しい消息であると、幼子の眸からこぼれた小さな

涙の感動を歌っている。

 酔茗氏葉、十七歳の時、胸から出る熱い涙を初めて知ったという。それ

は最愛の人との死別であったのか、それとも初恋の失恋であったのか。そ

れ以来そのような熱い涙は二度と出なくなり、人間の泣く時に泣けなくな

ったという。涙が魂の底の底の方へ沈んでしまって、容易に外へ出なくな

っという。


 私は幼年の頃よく泣いた。泣いている自分の声をよく思い出す。そのこ

とがどんなに母を困らせたであろうと、沁沁と詫びたい気持ちである。

 十四歳で大阪の町工場に働きに出て、めったに帰れない故郷を思い、

布団の中で何度か泣いた。旋盤を使いながら、夜学の宿題を考えていて、

職長に鉄の棒で頭を叩かれて大声で泣いた。なぜあんなに泣いたのかと恥

じ入る。軍隊に入ってからも、訓練の厳しさに母を恋い、泣いた。

 涙には確かに、心の中の苦悩を洗い浄め、人間として素直さに立ち直ら

せる力がある。

 人生の厳しさを知るようになってからは、めったに泣かなくなった。年

輪を重ねるに従って、どんな苦しみに遭ってもじっと堪えて泣かなくなっ

た。魂の底へ底へ涙が沈んでしまったのであろう。

 私に母方の祖母はめったに愚痴をいわぬ人であった。没落した旧家へ後

妻に入った祖母は、堪えなければ生きられない苦労を越えてきたのであろ

う。いつもやさしく温かい面差しをして、私たちに昔話や歌を唄ってくれ

た。祖母の死は苦しみのない安らかな死であった。祖母の死に母は子ども

のように大声をあげて泣いた。あんな母を見たことがなかった。それは親

との今生の別れに、堪えていたものが一気に噴き出した美しい涙であった。

 酔茗氏は九十三歳で世を去られた。亡くなられる時、あとからあとから、

大きな涙があふれでて、美しくも真珠のような涙であったと、久恵夫人は

沁沁と語っておられる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 だれもが、誰も、あるある、ですよね。思い出してみてください。

 いろいろ、うれし涙、悔し涙、怒り涙、悲しみの涙、美しい涙いいなぁ

 嗚呼~私もあるわ~~涙も出なくなったなぁ…美しい涙でもないが……

 


短歌


 空気まで冷たく感じ日々の散歩一日休むオリンピック見る


俳句


 亡父母想う雛飾りもせずしまいしまま


川柳


 寒波ばかり来年もだろか不安です




一ヵ月のうち一日だけ、不幸せになって不平不満を言う日をつくったんだ。

  心朗らかに、

  なんにも心にわだかまりなく、

  楽しい、うれしいという時を味わっているあいだは、

  時間も空間も超越してしまうんですよ。         

                     中村天風


 大事なことですねえ。わだかまりなく~~。

 

 部屋の室温が20度だと、寒くは感じないですね。今朝は17度だわ。

 

 昨日のこと、オリンピックを見ていましたが、散歩しよう。しかし、

風が強くて寒くて、これは地下街がいいな? と考えて、バスに乗る。

 バスで出かけて、隣に坐られた老婦人と話が弾む。降りていかれた。

私はひとり、地下街を散歩する。日曜日なのでどこも人が多く出てて、

にぎやか。日曜日は家族連れが多いので、見てて楽しいからいいなぁ。

 いつものコースを自分なりに考えて歩き5000歩達成。また、バスで

家に帰る。

 羽生選手が、韓国入りしたというニュースを見ながら頑張って欲しい

なあ~オリンピックを楽しみたい。

 


 ★ 右から左へ聞けばいい ★

          フェアリーグランマ


    おこられたとき

    わたしは自分が

    正しいと思うと

    ちゃんといわないとと


    ついつい言うと

    そうすると

    『返答がえしして』

    『黙って右から左へ聞き流せばいいのに』

    「だからまた怒られる、右から左に聞き流せばいい」

    でもいいたかったなぁむかし


    いまふと思い出せば

    右から左に聞き流す

    それもこれもなんでもが

    今ならわかるのだが若かったなぁ

 

    そうやって要領のよさを知ること

    想い出の中のわたしがいる

    若かったむかしそれもいいな

    これは、姑の教えでした

  (これも大事なことで賢いのだな。昔を思う寒い朝…)  


----------------------------------------------------------------------------

 もう不満は言わない

              ウィル・ボウェン 

              高橋由紀子 訳


 不満を言わないと寿命が延びる

 1999年、私が39歳のとき、よき友人だったハルという男が、肺がんの

第四期と診断されました。彼に残されたのは6ヶ月と医者たちは推定しま

した。ハルは健康保険のセールスマンだったのに、こともあろうに自分自

身は加入していなかったんです。医療費はかさんで、家族は光熱費や食費

のやりくりに困るほどでした。彼の命がいくばくもないということを知っ

て、私はハルを訪ねましたが、彼の陽気な態度に驚かされました。彼は病

気の愚痴をこぼすこともなく、自分の人生がいかにすばらしかったか、自

分がどれほど恵まれていたかを語るのです。

 残された日々も、ハルはユーモアのセンスを失いませんでした。ある日

私は散歩しようと彼を誘いました。でも彼はとても弱っていて、表の庭に

出るのが精いっぱいでした。私たちは彼の家の前に立って新鮮な空気を吸

い、少し話をしました。そのときハルは、大きなコンドルが数羽、上空を

ゆっくり旋回しているのに気づき「おお、何たる不吉な予兆!」と言いま

した。そして実に呪わしげな表情をして見せるので、私たちは一緒に噴き

出しました。

 笑いが収まったとき、私は「君はこんな大変なときも、愚痴一つこぼさ

ないね」と言いました。ハルは杖にもたれて「十五日じゃぁないからさ」

と言うと、わかっただろうというように、ゆっくりと家に戻りはじめまし

た。「十五日? 何のことだい?」私がさらに尋ねると、彼はこういった

のです。

 「診断を聞いたとき、これは厳しいことになるなと思った。神様や医学

を呪ったり、まわりに八つ当たりして過ごすこともできるけど、人生のい

いことだけを考えて生きることもできる。それで俺は、一ヶ月のうち一日

だけ、不幸せになって不平不満を言う日をつくったんだ。それを十五日と

した。堪えがたいことがことが起こって、愚痴をこぼしたくなっても、そ

の日まで待とうってね」「そのやり方は、うまくいくかい?」「ああすご

くいいよ」「しかし、毎月十五日には、ずいぶん落ちこむだろう」「いや

その日が来る頃には、何を愚痴ろうと思っていたのか、忘れちゃうんだ」

 彼の家は、うちから二時間以上かかるところにありましたが、私は二週

間に一度、彼の人生の幕が閉じるまで見舞いました。人は私のことを、そ

れほどの時間を彼のために割くとは何といういい友達だろうと、言ってく

れたものです。でも本当は、私が彼から得たことののほうが大きかったよ

うに思います。人はあれほどの苦悩のなかにあっても、幸せを見いだすこ

とができるのだということを教えてもらったのです。彼は医者が予想した

六ヵ月を超え、二年間、周りの人に幸せを分け与えながら生きました。

 私は今も彼を恋しく思います。でも、彼によって私の人生に刻み込まれ

たものは、けっして消えません。彼が予想した寿命の四倍も長く生き抜い

たことこそ、不平不満の代わりに感謝の心をもって生きることが、どれほ

ど生命力を生むかという証拠です。

 ---省略ーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 これはそう思いますよね。というより不平不満や愚痴は言わない。

 毎日を感謝のこころをもって生きることがね。生命力を生む。


短歌


 歩こうとこれもすべては自分のためそう思いつつ今日も五千歩


俳句


 造花店桜満開おお寒い


川柳


 春よ春造花屋はもう春だ春


*CommentList

何事も喜んで前向きに取り組んでいくとき、そこから事態は好転していく。

 「では心はどうしたら大きくなるでしょうか。体はごはんを食べれば

  大きくなるんですが、心の食べ物って何でしょうか。そうです。

  <思いやり>です。他の人を思いやる心で良いことをすれば、感謝

  されますね。すると、心は大きくなるのです。」

                        鍵山秀三郎


 なんだか、ハッとしますね。いいですよね。さて……

 オリンピック大会、いろいろと選手たちの緊張が伝わってきます。なん

だかその真剣さが伝わり、今日はスノーボードの鬼塚選手やフィギュアの

宮原選手がんばって!と応援してるんです。羽生選手は11日に平昌入りし

16日からの個人種目に登場とか、祈っちゃいます。嬉しいな、楽しみです。

 昨日は嫁のバースディ。朝 ”おめでとう” メールしたらね。嫁からの

返メールのきてね。一部分を~~~

 

  -----有難うね。年女です。あっという間だね。

       お母さんも毎日笑っていてね。------


 昨朝のこと、モーニングコーヒーに行きましたらね。土曜日ですので

お客さまが、いつもとは違います。お子様を四人連れてきておられた若

夫婦がおられ、赤ちゃんから中学生くらいかな?私のこと声をかけてた。

 「お子様方、優しくいい子に育っておられ楽しみですね」

 「ありがとうございます」

 「いいおかあさんでたのもしいわ~~がんばってね」

 みんな家族が穏やかで、お子様方の笑顔がいいなと思う。

 それから、散歩がてらにバスで出かけた。デパートのトイレに行きまし

たら、ベビーカーでトイレにはいろうとなさるのですが、ドアで入れない。

掃除をなさる方がおられたので、聞いてあげましたの。

「べビーカーも入れるトイレは?~~」とね。お節介でしょ~~その後で、

ちょうどトイレから出たところで、偶然、その方にまたお会いしたんです。

 「先ほどは有難うございました」

 「いいえ、かわいいお子様ね。頑張って楽しんで、育ててね。」

 「ありがとう。『バイバイできるでしょ。ハイタッチもね~~』」

 「まあ有難う、もうできるのね。可愛いワァ~~ありがとう。バイバイ」

 って、こういうママは、いいな。いい子に育つわよ~嬉しい。ふふふ。



 ★ いろんなことに正解ってね ★

          フェアリーグランマ

  

    草が元気にはえてきて

    生き生きとしてきたな

    枯れ木もなんだか

    もやいでる気のして春を感じる


    そう私は感じているが

    そう思えない人はあり

    馬鹿みたいと思う人もあるでしょ

    なんでもがどんなことにも


    何が正しいのかなぁ

    正しいと思うのだけれども

    逆から見たら逆になり

    答えが変わってきてしまう


    要するに正解ってあるようでない

    長い人生にはいろんな答はいっぱいあり


    なにがいいだかわるいだか

    なんだかよくわからなくなる

    正しい答とは自分にありだよね

    だからいつも心は明るく喜んで過ごす

    

    これだけは正解だと思うのだけれども


------------------------------------------------------------------------------------

 一隅を照らす人生

            神渡良平 著


 喜神を含む―ーー新井正明のこと


 歴代首相の指南役とも言われ、政財界のリーダーたちがこぞって師事した

故安岡正篤の謦咳に直接接した人々を講師として招いて、京王プラザホテル

で、月一回、同ホテル主催の勉強会が開かれている。第五回目の一月の例会

(平成7年)は、賀詞交歓会も兼ねて、住友生命名誉会長の新井正明が登壇

した。今日安岡正篤門下生を代表する人物で、関西師友協会の会長も努めて

いる。

 「わが師安岡正篤先生」と題した講演で、新井は、安岡から学んだ「人生

の知恵」の中で、「喜神を含む」が自分の社会人生を支えてくれている言葉

だと披露した。「喜神を含む」とはあまり聞きなれない言葉だが、「どうい

うことがあったとしても、心の深いところに、いつも喜びの気持ちを持って

対処していけば、自ずから状況は好転していく」という意味である。

 周知のように、新井は昭和14年8月、ノモンハン事件でのソ連軍との戦

闘で、右足を撃たれ、切断の憂き目に遭っている。義足をつけ、ステッキを

つきながら、危なっかしげに歩むその歩みで、よくも大企業のトップにまで

のぼり詰めたものだと感心するが、その新井の心にいつもあったのが、「喜

神を含む」だったといわれて、なるほどとうなずかざるを得なかった。

 安岡は「運命は自ら開いていける」と教えていたが、その方法の一つが、

「喜神を含む」ことだという。物事は、なかなか自分の思惑どおりにはいか

ないものだ。一喜一憂させられることが次から次に起こる。いちいち憤慨し

ていては体がもたないとわかっていても、感情の嵐に襲われ、激怒したり、

悲しんだり、不安に陥るのが人間の常だ。

 それよりも、起きた状況は起きた状況として甘んじて受け入れ、そこで自

分は何をすべきかと考える。起きた状況に対し不満たらたらで愚痴をこぼし、

事後処理として後ろ向きで仕事をするのではなく、「喜神を含む」心づもり

で、何事も喜んで前向きに取り組んでいくとき、そこから事態は好転してい

くというのだ。

 ---省略ーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 私も、この言葉を、読書の中で、若い嫁の時代に知りましてね。

 心から助かったんです。どれほど、心の励みになったかなぁ~~

「喜神を含む」努力したわ。そして、いつも、そう思うようにして、

きて、いまの私になれた。ふふふ。たいした人間にはなれないけれど。

私なりの心の切り替えができたから~~しあわせ。不平不満・愚痴は

消化して、笑ってこれたから~=~。


短歌


 若き日は困苦ありすぎた日々だけど心で泣き笑い思い出のむかし


俳句


 春くれば王子様(しあわせ)来ると信じてた


川柳


 幼稚だからお馬鹿といわず素直とね




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プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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