おばあちゃんのひとりごと

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権力に座にある者は、時々、深刻に自分を振りかえってみなければならぬ、ということである。

 運命とは性格なり。性格とは心理なり。

              芥川龍之介

 

 なんでもが、そうですよね。

 昨日は、久しぶりにいつもの若いママさんからメールが来て、「ランチしない~~」って。メールより、電話が早いと思い電話する。そして、最近は偶然でも、不思議と会えないね〜最近、バスに乗って出掛けちゃうからだわ。そして、嬉しいのだけど、来週のその日は、医療センターの予約診察の日なのよ。遅くなるからね。時間に余裕がない~~また今度誘って~~お子様が帰宅時間になってしまいそうでしょ。次回にねえ~残念。うれしいわぁ元気でがんばってね。~~と。うれしい声でした。

 そして、もう一人友人から、「土曜日にお茶しない~~」と、電話がある。その日は、暇なので、「行けるよ。オッケー~~」嬉しいなぁ。

 ああ歯医者も、予約していかないとなぁ~嫌だなぁ~えらそうなことを言っても、自分は全然なってない私。

   ああ~~そうそう、入れ歯の思い出をひとつ。

 小さいころのことを思い出すのですが、亡母の兄ですが、母の実家に行くと、そのおじさまが、楽しくて優しくて大好きでした。面白いの。当時は入れ歯をしている人なんて見たことがなかったんです。まだ小学1~2年生位かな? 行くとね。おじさまは、いつも、お着物でね。出かけるときは、ソフト帽をかぶり、かっこいい人だつた。旧い家で、なんだか匂いが違ってた。裏には植木があり蔵があり、座敷に 私と妹を、前に座らせて、「よく来たね~」と、いいそして、花柄の美しい下駄を下さったり、嬉しくて、そして、面白いの。いろんなことをしてくれ、その魔法のようなその魔法。こんな不思議なことないなぁとね。もう、二人はびつくりでね。驚いてしまった。それが入れ歯だつた。

 「ちちんぷいぷい。ちちんぷい~~」

 「さあ、見てご覧……」

 「あっなんで?どうして?歯が無くなっちゃった!わぁ~なんで?」

 「ちちんぷいぷい ちちんぷい~~」

 「あっ、あった。歯があってよかったね」

 こんな不思議なことを、みんなに話さないとね。学校にいって自慢していました。 みんなも、きっと、不思議なことと、聞いてたと思うけど、そこは覚えていない。

   ただの”入れ歯”なのに、当時は驚きました。きっと私や妹があまりにも、びっくりするのでおもしろかったんでしょうね。なんだか、忘れられない、その優しいおじさまの懐かしい思い出。


           *


                 金子みすゞ

       雨のあと


     日かげの葉っぱは

     なきむしだ、

     ほろりほろりと

     ないている。


     日向の葉っぱは

     わらい出す、

     なみだのあとが

     もうかわく。


     日かげの葉つぱの

     なきむしに、

     たれか、ハンカチ

     かしてやれ。


         *


    ☆ いつもほほえんでる ☆


      夏の夕暮れ

      なんとなく

      父さんこいし

      母さんこいし

      胸がせつなくなるのです

      

      だってだれもがいつかいく

      そのときにはみんなに会えるだろう

      

      そのとき思いほほえんでいる


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 人間的魅力の研究

                伊東肇 著

 

 権力の毒

 この話には、三つの教訓がある。 一つは、権力の座にある者は、時々、深刻に自分を振りかえってみなければならぬ、ということである。もちろん、「権力の効用」を信じない者は政治家にも経営者にもなる資格はない。人を組織し、党をつくり、会社を運営し、自ら、権力を握って、これを自他のために役立てる。これが政治であり、経営である。だが、権力くらい、人を堕落させるものもまたない。権力支配には名聞利達が伴い、道徳的腐敗を生じやすいのだ。

 ooison  of  power (権力の毒)というくらい、権力は人間をまひさせ、堕落させるものである。しかも、「驕慢」という毒に侵され、塩水のようなに飲めば飲むほど、渇いてくる。権力を得れば得るほど、やすらぎが去り、不安と焦燥が後から後から押しよせてくるのだ。

 二・二六事件の時の総理だった岡田啓介は「総理になると、三つのものが見えなくなる』といっている。


 第一に「金」も価値がわからなくなってくる。というのは』、総理の権限で思う存分に使えるから、「金」に対する感覚がまひしてくる。

 第二に、「人」がわからなくなる。いかなる総理といえども、しらずしらずのうちに、とりまきができ、耳に逆らうことは完全にシャットアウトされる。その結果は真実が陰に身をかくしてしまう。

 第三に、「国民の顔」がどちらをむいているのか、わからなくなる。そうなった時、総理は野たれ死にする。


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 ある意味で、案外ね。あらゆることにあてはまるかも。

 なんだか議員のニュースを見ながら、考えさせられます。


短歌


 友人のふみきて読めばなんとなくさびしくなるよなマイナス思考


俳句


 沖縄が梅雨明けたとかもう真夏


川柳


 嬉しいは誰かと話すそれが好き



 

*CommentList

3+3+3=9に対して3x3x3=27というエネルギーの差がでてくるのである。

 他人の中傷に対して、どこまで弁解せずにおられるか、これを試して

 みるのも人間修練の一方法である。

                   古島一雄


 これ、弁解したいですよね。 

  藤井さん中学生でというに落ち着いておられ、連勝続きますね。すばらしい。

 そして、昨日は ”夏至” ああ。

 昨日は、孫は、(遠くで、一人住まいなんです)”親知らず” の歯を抜いたあと、腫れてしまったとのことで、フェースタイムしたら、すっかり腫れててびっくりしてしまった。必ず、医者に行かないとだめよ。というのだが大学の勉強が忙しいし、研究室にも行かないと………というので、心配になっちゃう。「どうしてもいかないとだめよ」……

    「来週くればいいといわれただよ」………

    「腫れていますね」~消毒したとか?……それだけでもいい。診察に行き、安心の私。


 私のいつもの言葉。

「自分のことは、自分が、今、何をし、何をすべきか? 自分で決めて行動しないといけないだよ。何を大切にすべきか?よく考えてね~~~『おばぁちゃんが、どうしても診察してもらいなさい!ってね~~』」そんなことなどいわないだろうけれども、つい、いらんことを教えてるおばかな私です。


 5歳上の姉に、電話をし、いろいろと思い出を話してたらね。(しっかりした頭のいい姉なのに) 

 「”親知らず” 私は知らんですんじゃったわ~~なんも覚えてない。知らないわ?」

 「エッ? ホントなの?私は大変だったよ。あそこの歯医者で抜いてね。その夜痛くて眠れなくて」

 「うん、知ってる、あの歯医者は通院してたからね。へぇそういうことあったんだぁ~」

 「お父ちゃんが、真夜中に心配して部屋まで、見に来てくれただよ。蚊帳のつっている頃でね」

 「『だいじょうぶか?』小さい声で、心配そうだった。お母ちゃんは知らん顔だったけど~~ね」

 「おとうちゃんらしいね。心配性だったもんね、優しいから~~ね」孫の親知らずで、思い出話ができました。ああ、人のことを言ってる場合じゃぁないわ。私も、歯医者に行かないと……いやだなぁ。

医者は嫌い、注射が嫌い、えらそうに孫には言うんだけれども~~夜、孫からメールがきて、

………心配してくれてありがとうね。おばあちゃん、ゆっくり休んでね………    

                  優しい孫で、ありがたい。そう思った昨夜のことでした。


       *


   月の出


  だまって

  だまって

  ほうら 出ますよ


  お山の

  ふちが

  ぼうっと明るよ


  お空の

  そこと

  海のそことに、


  なにか

  光が

  とけていますよ


     *


 ☆ 星が出たら ☆


  街の夜空は

  星ひとつ

  どんなにさがしても

  星はどこかに

  かくれてる


  みんなみんな寝て

  どこもかしこも

  静かになったなら

  きっと輝いてくれる


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 人間的魅力の研究

                伊藤肇 著


 自分と正反対の人間を好む


石坂泰三、土光敏夫、中山素平、岩田かずおも魅力のパターンはそれぞれに違っている。いや、それどころか、ある面においては正反対だ。彼らは自分に好意をもってもらおうと思って、お互いに迎合しあうなどということは全くない。

 第一、そんなことで人間と人間との結びつきが永つづきするわけがない。われわれはいくら人から好かれようと努力しても、すべての人から好かれるわけには決していかない。それはわれわれが、あらゆる人をわけへだてなく、愛そうとしても、絶対にそうはゆかぬのと同じである。 

 一視同仁は「王者の態度」であり、釈尊やキリストのような完璧な人格者でなければできるものではない。人間である限り、特別に好きな人や、どうしても好きになれない人ができてくるのは当然のことである。ただ、大切なことは、自分が好きな人が、すぐれた人、立派な人であることである。

 世間には、自分に似た人物に魅力を感ずるタイプと、それとは反対に自分と全く違う人間を好きになるタイプとの二通りある。その分類に従えば四人はどうやら後者に属するようだ。

 極論すれば「すべての人間は、他人の中に鏡を持っており、その鏡によって自分自身の欠点やあらゆる悪いところをはっきりと見ることができる」といわれるように、同型同類の人間に会っていると自分のもっている欠点や弱点を見せつけられるようで気味が悪いから、自分とは異型異類の人間にことさら接触するのではないかと思われる。

 ところうが、この異質の結びつきが成功した時には、ものごとを推進してゆく爆発的エネルギーが生まれてくるのだ。第一回南極隊隊長、西堀栄三郎が名言を吐いている。

「同じ性格のものが三人団結しても、それは『和』にすぎないが、それぞれに違う性格の者が団結した時には、「噴」の形で大きな力となる」


 3+3+3=9に対して3x3x3=27というエネルギーの差がでてくるのである。


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 好意を持ってもらおうということはできないなぁ。

 できそうに見えるかしら? なんでもに、まじめすぎて、どじなんです。

 まじめに見えないかしら? そうかもです。自分が自分を考えるのと、ちょっとね?


 

短歌


 飛ばされることはないから体重も多いもいいないいこともあり


俳句


 かたつむりアジサイのかげにかくれたいね


川柳


 地球が風やら豪雨おかしいな



*CommentList

床の間の軸を拝見して、死ぬのはやめることにしました。

  あなたも、この世に望まれて生まれてきた大切な人ですよ。

             マザー・テレサ


 なんだか、ジーンとくる言葉。  

     

 夜中から激しい雨の音に、びっくりし何度も目が覚めました。今も雨が激しいです。 

 昨日今日明日。またまた、めまぐるしく、すぐにすぎてゆきます。さびしいなぁ~なんて思いながらも過ぎ行く早さに、それがありがたいんです。いろいろと忘れている、早い、早い。

 しかしこの急な暑さには、疲れが倍になり、ふうふうです。今朝は涼しいです。昨日のこと。

 近くを歩いていたら、いつも行く喫茶店のバイトの若者が、声をかけてくれる。でもね、最近はバタバタしてて、パソコンの調子の悪いやらいろいろで、行けていなかったのです~~。

「全然、行けないわぁ~~また行くねぇ~~」

 昨日は、じとっとする梅雨らしい一日。蒸し暑く、なにもしていないけれども、いつも元気だけは出している私。でも、クタクタでした。今から真夏というに、すっかり、疲れてしまってるわあ~~。

 そうそうエレベーターでのこと。ちょうど、偶然、数人乗っておられ、私が押すところにいたので、

「何階ですか?」

「ハイ。何階ですね」

 と、押していまして、聞き間違えて、他の階を押してしまいましたので、私は裏ワザを知っていましたので、すぐ、”早押し2回” しましたら、ちゃんと、間違えたのが消えましてね。乗っておられた方々に、びっくりされて褒められちゃいました。いい気もちになり、ちょっと元気が出ました。

(でも、エレベーターによってはできないのもあるみたいですし、ドアが閉まる前がいいみたいです)


         *


        帆

            金子みすヾ

     ちょいと

     なぎさの貝がらを見た間に、

     あのほはどっかへ

     行ってしまった。


     こんなふうに

     行ってしまった

     だれかがあったーーー

     何かがあったーーー


          *


     ☆ ボーとしている ☆


     ボーとしている

     いろんなことに

     どうしようか


     それもなんとかなる

     そう思うから

     そう思いながらそのなかで


     何かは残り

     何かを忘れ

     いつもゆっくりするのです


     そうしてボーとしています

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 名僧の一言

             中野東禅 著


 「生きる力がふつふつ湧いてくる」四ヵ条

    ◆これ法事ためなり、何ぞ身命を惜しまん(鑑真)


 この言葉は「真実の仏の教えをつたえるためなら、この命を惜しんでいられるものか」という意味で、このあとに「諸人去らざれば、われすなわち去るのみ」(誰も日本へ行かないならば、この私が行くのみである)」と続きます。

 奈良時代、中国から苦難の末に渡日を果たし、僧の守るべき規律である戒律を伝えた鑑真の言葉です。彼の伝記「唐大和上、東征伝」に収められています。

 鑑真は四万人もの弟子を仏門に導いた。中国でも名僧中の名僧でした。その上、当時の中国は国外に出ることは法律で禁じられていたので、鑑真の渡航は密航ということになります。それでも、彼はこれまで培った実績や、名僧から、一転密航者になってしまうという悲哀を捨てて、身の危険も省みずに渡日を果たしました。

 冒頭の言葉からは、仏教を広めるためなら身命を惜しまない彼の情熱が伝わります。 

 ここで、「自分を捨てる」ことで生きる力を取り戻した好例を紹介しましょう。


 良寛研究の第一人者で歌人の吉野秀雄が、自宅で弟子たちに講義をしているとき、来客がありました。講義中なので一時間ほど待ってもらうことになりました。講義を終え、吉野が客に用をたずねると、客はもう用事は済みましたと答えるのです。「じつは、商売がどうしても立ち行かなくなって死を決意しました。最期に憧れの吉野先生に拝顔して死のうと思い、突然ですがおじゃましたのです。ところうが、今ここで先生をお待ちしている間、床の間の軸を拝見して、死ぬのはやめることにしました。ですから用事は済みました」

 

 その軸は、吉野が師事していた歌人ので書家、美術史家でもある会津八一の書でした。

 会津は早稲田大学で教え、慕ってくる学生に「学規」として生きる指針を書き与えていました。


 一、ふかくこの生を愛すべし。

 一、かへりみて己をしるべし。

 一、学芸を以て性(自己の素性)を養うべし。

 一、日々、新面目(一日一日を大切にする新しい気持ち)あるべし。

 

 この簡潔な「四ヵ条」がそれです。

 自殺を考えていた客は、「学規」を繰り返し読んでいるうちに、死のうと思っている自分を捨てれば何とでもなるものだと、生きる力がふつふつと湧いてきたのでした。


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 この話は有名でしてね。いろいろな本で読みました。会津八一さま。

 いろいろと、知ると素敵です。あのね、奈良の唐招提寺で、偶然に?、石碑にお歌を見つけ、昔のことですが、うれしくなりましたが違うかな?

 もうすべては忘れてしまいましたのでね~~~情けなし。

 いろいろと逸話を読みました。八一さま。


短歌


 暑くってなんだか梅雨が感じられ例年のようでそれがいいかも


俳句


 あじさいが梅雨らしくなりうれしそう


川柳


 怠け者で老いゆえとついいいわけす




*CommentList

なんと、心躍ることか。このうえなく楽しい。

  楽しんでやらなきゃなにごとも身につきません。
          シェイクスピア

 そうですね。なんでもを私はそう考えてきました。両親が甘えさせてくれ可愛がられ育ちましたので嫁いでからというものが、別世界でした。嫁ぎ先には、儀祖母と1歳下と5歳下の妹がいましたが、その小姑がなかなか出来が良くて、私のようなぼんやりさんではね。とてもとても……。
 その時に、自分が自分で、楽しんでいかないと、そうしてやらないとなぁ~~~と、思った一つなんです。楽しんでやらなきやあ~~のんきな私でしたが~~義祖母が優しくて、なんにもおっしゃいませんが暖かさをいつも感じ、あるゆることから守っていてくだされたなぁと思い感謝するのです。
 小姑らの方が、なにをやってもほめられてね、私はといえば、もうなにもできやしない………娘と嫁。私のような甘えた嫁ではね〜当たり前のこと。今なら、よくわかるのですが〜〜しみじみ、娘が〜嫁になる大変さを知りましたね。たった1日変わるだけでね。私の甘さが分かるでしょう。こんなことを思う人もないでしょうが〜〜わらわないでくださいね(今の時代は、また違うでしょうが〜〉
 嫁姑ね。あるもんです。でも、私は自分が出来が悪かったので、嫁は二人ありますが、みんな私よりはるかに出来がいい嫁で、ありがたくてありがたくてね。感謝ばかりです。
  その昔、だから自分が悪いのを知っていますので、私は自分の心を、まず、かえて、なんでもをそのやることを好きになり、嫌がらずに真似て、笑顔でやろうとね。なんでも、楽しんでやらなきゃ……と、それでも、身にはなかなかつきません若いころを振り返りますと、よくも、あんなに頑張れたものだなぁ~~
しかし涙ばかりてしたが〜当たり前のことです。それでもへこたれずに、素直にかんばつたものと思えます。甘えて育ったから、その分、苦労は当然ですものね。その倍でしょうね。   
  息子も嫁も娘も婿も、私のこの出来の悪さを考えたら、孫らも、なんにもいうことはありません。私には〜いい家族があり〜遠くから見守ってくれありがたいだけです。 

 若かかったから、どんなことも乗り越えられ、なんでもを素直にできたのでしょう。素直ではなかったかもですが?


        *
             相田みつを

    なまけると
    こころがむなしい   
    一所懸命に
    なると自分が
     よくわかる

        +

   ☆ 好きになってやる ☆

     もしも
     いやなことを
     しないといけないときはね

     そのいやなことを
     なんとかすきになるんです
     そうするとよろこんでできるから

     なんだってそのなかのいいところ
     それを見つけるがいい
     そうすればいい気持ちでできるのよ

              そんなことできない
      そういう人がある
              でもいいと言われたらなんでもやつてみるといい

            案外自分に合う何かが みつかるものです


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 世の中意外に科学的
           桜井よしこ 著

 あとがき
 
 雲は空が好きだ 浮かんでいられる処だからだ
 雨は土地がすきだ 降って落ちられる処だからだ
 風はものがすきだ 当たってみられる処だからだ
 自分はひとがすきだ ひとであればある程自分だからだ

こう書いたのは河合寛次郎だった。なんと大らかで童心にあふれていることか。文章や焼き物光の探り方、家具、建築物など実に幅広い形でその感性を表現した寛次郎は、自然が大好きであったはずだ。
 そして寛次郎と同じく、この美しいふる里、日本に生まれ育った私たちも、自然に魅きつけられてやまない。寛次郎が表現した雲も雨も、風も、人間という生き物も、皆、私たちの目を引きm興味を掻き
たてる。そして子供たちは問うことだろう。雲はどうしてできるの、なぜ、浮かんでいるの。空はなぜ青いの、雨はどこから生まれるの。風ってなあみ。風はどこにいるの、と。
 やがて、子供たちは成長をして、人間はどこからきたのかと、問う年齢になっていくことだろう。
 こうした諸々の問いかけが科学への興味の第一歩なのだ。その問いかけを大事にして、答えを見つけていこうと試してみると、答えの中に、人間の智全能を傾けてもなお、解ききれない宇宙の摂理の偉大さが見えてくる。
 あるモノがあるモノであることの不思議さ。ある現象が起こることの不思さ。その不思議のなかに、予想をはるかに超える知恵とスリルに満ちた摂理がつまっている。摂理の組み立てを知って驚き喜ぶその楽しみこそ、、化学的に物を見、考えることへの御褒美だと思う。
 科学的に物を見続け、探求心を忘れなかった人々の頭なかには、やがて、すばらしい発想が生まれる。対談してくださった小柴教授のように、宇宙を透視して、エックス線写真で太陽を丸裸にしてしまおうという人まで出現する、なんと心躍ることか。なんとこの上なく面白いことか。
 科学は本当に面白いのだ。そして本当に楽しいのだ。 
 ---省略ーーー

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何にでも、好奇心いっぱいなんです。だから、老いて動きは悪くなりましたが元気で過ごせてありがたいことです。いつも、そうやって生き生きと過ごしたいです。

短歌

 暑いなぁカキ氷食べる今年こそイチゴがいいかせんじにしようか

俳句

 「暑いです」合言葉のごとくご挨拶


川柳

  手紙出す元気伝わる字が踊る
 

*CommentList

「何もありません。ただ自然に死んで……」広田弘毅さま

 かの人はまことに妙である。一日、かの人に接すれば。一日の愛生ず。

 三日、かの人に接すれば、三日の愛生ず。しかれども予は接する日を

 重ね、もはや去るべくもあらず。いまは善悪を越えて、かの人と生死

 を共にするほかはない。

             中津隊隊長 増田宋太郎

             (かの人とは、西郷隆盛様のこと)

 

 この言葉が好きですね。私は亡夫に対して、この言葉を、心にしあきらめていました。アッハ、しかし、いい妻でありたい。そう努力していましたが、でも、夫にとっては、不満ばかりの、駄目妻だつたようで、どうしようもなく、あるとき、この言葉を知りましてね。笑えるでしょう。

増田宋太郎氏の純粋な気持ちに対して、申し訳ないですが、こう思って生きてきました。ふふふ。もう明日で亡くなりまして、14年。

 夫婦ではなくて同志ですね。もう、忘れました。

 なんというか、こうして老いますと、なんとなく自分の人生というものが、おぼろげもなく見えてくるもので、諦めの境地になるものです。そうして、自分の人生を振り返りますと、納得するのです。老いたからでしょうが~~あきらめ〜〜来世には素敵な恋愛をしたい。人間に生まれないかも〜〜ですね?涙。


 でも、私の人生には、それが必要で、経験すべきこと。そう考えれば、その亡夫に出会うことが必然でしたのでしょう。そう思える、今の私なんです。過ぎ去った過去は、それが正解だったんでしょう。

 どんな人生であろうとも、それは、因果応報の世界。因があり、私には、それが果なのでしよう。結構そう考えれば、老いの今の生活は納得できるものです。ふふふ。”身から出たさびなんです” ~~~でも今が倖。

 ゆっくりと出来、お金はありませんが、なくても平気なんですよ。優雅な精神でいれは幸せはついてくるもので、だって、今は、とても心から幸せになれました。

  人生の中、誰にもいろいろとあるもんです。その中を、自分なりにしっかり生きないとと、思うしそうやって生きていきたいのです〜〜もう少し、頑張らなければね。おばかでしょう。笑って下さい。ね〜ふふふ。私らしいのです〜〜なんでもが、なんといつても、考え方ひとつ!幸せに思う。  すべては、自分のためなんた!そう思えばいいのです〜〜幸せなんです。



      *

 

    み仏のたまいし病

    もろ手あわせ受け奉つる

    心しずかに

       「幸せは急がないで」より

 

      *

 

   ☆ すべては自分なんです ☆

 

      なんだか

      若い頃は

      反発して

      こんなに頑張っているのに

      なんでなの

      なぜ どうして なんで って

 

      なぜ辛いことばかり

                  かなしくてなぜなんだろう

      ふと深く考えると

      そうなんだな

      どんなに一生懸命だって

      目指す道を間違えていたら~~ね

      ダメでもっとしっかり見つめ考えないと

 

      なんだか因果応報を知るのです

       

      いまがしあわせ ありがたい

 

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 人間的魅力の研究

             伊藤肇 著

 

「自然に生き自然に死ぬだけ」

    ――省略――

 文官でただ一人、戦犯として処刑された広田弘毅が教誨師、花山信勝と最後の面接をした時、花山が「歌か、詩か、あるいは感想か、何かありませんか」ときくと「公の人として仕事をして以来、じぶんのやったことが残っているから、別に申し加えることはない」と答えた。

 あまりのそっけなさに花山が「でも、何かご感想がありゃあしませんか」とくいさがると「何もありません。ただ自然に死んで……」そこで言葉をとぎらすと、あとは独白のように「……すべては無に帰すということでしょう。言うべきことは言って務めを果たす、という意味で自分は生きてきたから、いまさら、何もいうことはありません。自然に生きて自然に死ぬ。それでいいじゃあありませんか。」広田の心境は「聖人の死生観」に近かったといっていいだろう。

 

 悪を善にかえ、煩悩を菩提にかえる魅力

      瀬島龍三の前に、善人でふるまった森脇将光

 

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広田弘毅のは、「みずからをはからわず」?でしたよね。城山三郎氏が書いておられました。たしか、本のタイトルは忘れちゃったわ。


「風車かぜが吹くまで、まとうかな?」でしたか?


 ああ、老いとは幸せです。だってすべて忘れちゃうから~~ありがたい。

 瀬島龍三氏は、分厚い本でしたが~~ふふふ。もう、忘れちゃいました~?とても、心に残る……森脇氏の話は、いいですよね。読まれた方は……もう忘れたけれども〜〜。

 

短歌

 

  爽やかな心地よい朝ひとりとは思いようです幸せなんです

 

俳句

 

 梅雨というに雨少なくて困るようだ

 

川柳

 

   ひとりとはいつもどこでもひとりひとり

 

 

*CommentList

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プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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